ほら、みたことか。
2007/08/07 (火)

harenotikumori.gif 南側の窓の近くに座っている(窓際族か?)から、なお暑い。
事務所の中で、クールビズとはいえ、汗が出てくる。
いや、クールビズだからエアコンが効かない。いっこうに涼しくない。



植草貞夫著「青い空 白い雲」

青い空に白い雲                                     
あの人がとても好きな言葉だ
昔一緒に買った麦わら帽子も
散歩のお供はそろそろおしまい
だって もう秋が来るんだもの
夏を知らせてくれた向日葵(ひまわり)
去り行く夏のほおずき
力の限り甲子園の球児たちの熱闘を            
伝えてくれた あの人の声を
今年も聞けて
本当に良かった
夏よ さようなら

                 


気がついたら、もう、あしたは立秋。
夏の甲子園大会が始まる。
高校野球で記憶に残るアナウンサーがいる。
元朝日放送の植草貞夫さんだ。
阪神タイガース戦と高校野球の実況を40年間務めた。
冒頭の詩は、氏の著書「青い空 白い雲」に収められている。
病に臥せっている奥さんの気持ちを表したものだ。

いつの大会からかは覚えてはいないが、ある時代はいつもそうだったように記憶している。
それは、夏の高校野球大会の決勝戦の実況はこの氏の役割だった。
開会式もそうだったかもしれない。
歯切れのいい口調、野球の実況では右に出るアナは今もなし、と思っている。
巨人ファンのわたしには、あからさまな阪神びいきの実況はいささか耳障りではあったが、
それでも朝日放送で甲子園の阪神−巨人戦を観たり、聴いたりしたものだった。
ある日、こんな粋な阪神−巨人戦の放送があった。
阪神が攻撃のときは朝日放送の植草貞夫アナ、
巨人が攻撃のときはTBSの渡辺謙太郎アナが、
交互に実況放送をしたのだ(当時は朝日放送−TBSが系列だった)。
それぞれが身贔屓の勝手な放送だったが、それはそれで楽しめた。


和歌山の智弁と奈良の智弁が2回戦で当たる組み合わせだ。
ほら、みたことか!
ただし、両校とも勝ち進んだらの話だけどね。
 
蘖ひこばえの菜園作業メモ
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