2007/06/20 (水)
新聞記事で見つけた災害伝承「言い伝え」。 「地震の時は竹やぶに逃げ込め」「カラスが高いところに巣を作ると大水」など、 総務省消防庁が各地に伝わる災害の言い伝えをHPで紹介している。 同時に、過去の大きな災害をデータベース化し、防災意識を喚起している。
私自身が経験した大きな災害といえば、昭和36年の「第2室戸台風」くらいか。 生まれ育った紀州は、台風銀座。 真上を通る。 四国に上陸して紀伊水道を抜けることが多かった。 そして、どういうわけか台風の通過は夜なんだな。 当時は、電力事情も完全ではなく、すぐ停電になった。 ろうそくや懐中電灯を頼りに、ラジオを聴いたものである。 そのなかでも大きかったのが「第2室戸台風」だった。 家の屋根瓦が剥がれ飛び、大水がつくことのない紀の川の流れが濁流となり、 橋をも流した。 紀の川の堤防のしたまで浸かり、河川敷の農作物が流れたりしていた。 それ以降も、幸いにも、被害を被るほどの災害には遭遇していない。
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