2007/06/04 (月)
15歳の中学生。 *************************************************** 最近、テレビや新聞で、「バイオエタノール」という言葉がよく出てきます。 バイオエタノールは、トウモロコシやサトウキビなどの穀物が原料になっています。 化石燃料が少なくなった今、これはとてもよいもののように感じていました。 しかし、穀物を原料にすることで、大きな問題が生じています。 バイオエタノールの原料として穀物を売る方が高値で取引ができるので、 生産者はそちらの方に多く売ると聞きました。 その結果、穀物の価格が高騰し、人が食べるための穀物や、それを使った食品が値上がりし、 食べたいものが満足に手に入らないという悪影響が出ています。 メキシコではトウモロコシの値上がりで食料費がかさみ、一般の人々が困っているそうです。 本来は食べることを優先するべきなのに、穀物を燃料に振り向けて、 食べ物を値上げするなんて、私はどうしても納得できません。 科学は人々の幸せのためにあるはずです。 貧しい人たちにしわ寄せが行くのは、おかしいことだと思います。 私は穀物からバイオエタノールを無理に作らなくても、環境を守れる方法があると思います。 私自身も省エネを心掛けていきたいと考えています。 ***************************************************
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