2007/05/24 (木)
きょうも、朝から暑いわ!
地球環境問題を訴え続けているアメリカのレスター・ブラウン氏が、 きのう、都内で「バイオ燃料が食卓を脅かす」と題した講演をした。 「穀物を自動車燃料に使うことで、穀物価格が高騰し貧しい人々に大打撃を与えている」とし、 バイオ燃料の生産が普及すると、世界の石油価格が農産物の事実上の最低支持価格になると強調している。 食料やバイオ燃料の原料になる農作物の価格が低く、 石油価格が高い場合、その農産物は燃料生産者の手に渡る。 植物油がスーパーマーケットに並ぶか、ガソリンスタンドに並ぶかは価格次第だ、というのだ。 このままでは自動車を所有する8億人と20億の貧困層の対決になるという。
バイオエタノールについては、4月27日の日記とBBSの214付近を見てください。
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