2007/04/24 (火)
きょうは、「植物学の日」なんだそうだ。 植物学者の牧野富太郎博士の誕生日にちなんでいるとのこと。 全国を歩き、生涯のうちに2,500種以上の植物に名前をつけ、植物図鑑も編纂した。 その牧野博士は方言の大切さ訴えていた、と紹介されている。 「牧野富太郎植物記」に 「(植物の)方言というものは、その地方で実際に呼んでいる名であって、生活と密着しているものです。 方言が残っていたために、古くからなぞとされていたことが明らかとなったものもあります。」 そして、 「できるだけ多く、また、詳しく受け継いでおくことが必要」と書き残しているそうです。 植物名に限らず、方言には昔の人の知恵がこもっている。 なぜそういう呼び方をするのか、必ず、そのいわれがある。 その知恵が、いまのわれわれの生活のなかに生きているものも多いはず。 地域、町の名前ともに、そういった方言が忘れ去られるのも、これまたさみしい話だ。
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