2007/04/10 (火)
以前、ゆゆゆさんからいただいた「バナナかぼちゃ」の種がある。 かぼちゃの播種時期としては今か? と、思いつつも今度の土日は雨マークがついている。 明日の朝、少し早起きして播きにいくかと、今朝、種に切れ目を入れて水につけておいた。 きょうは、絶好の種まき日和だったなぁ。
新聞の拾いねた2題。
朝ごはんの話。 農協組織がつくる「朝ごはん実行委員会」の調査によると、 朝ごはんを食べない子どもが増えているといわれるなか、 約9割が朝食を欠かさず食べていることがわかった。 朝食を「毎日必ず食べる」と答えたには88%、「週に5〜6日」が8%だった。 ブロック別では中国地方の93.3%が最も高く、逆に低いのは北海道の81.1%だった。 主食の内容は、ごはんが48%、パンが49%とほぼ半々。 「子どもに本当に食べさせたい朝食の主食」に、81%の母親が「ごはん」と答えている。 理由は「腹持ちがいい」(46%)、「栄養バランスがとりやすい」(26%)。 一方、子どもたちが「本当に食べたい朝食の主食」は、 「ごはん」が47%と母親の気持ちとはやや開きがある。 代わりに「パン」と答えたのが38%と多かった。 シリアルが9%あった。 (シリアルってなに? と、調べたらコーンフレークか)。 心の状態については、「イライラすることが多い」と答えた子どもは、 パン派の26%に対し、ごはん派は18%だった。
食料自給率の話。 日本農食料自給率40%は、前にもこの日記に書いたが、 先進国で最低の水準である。 オーストラリア237%、アメリカ128%、ドイツ84%、イギリス70%。 日本でも1970年は60%だったのが、なぜ下がったか。 食事の洋風化が進み、肉や油脂類が増えたなど食生活の変化もあるが、 それよりもむしろ、輸入農産物が安値だったから。 工業製品の輸出の見返りに、農産物の輸入を強いられてきたこともある。 国内農業を犠牲にしてまでも海外依存を強め、 とくに食品製造や外食産業は輸入原料による利益を優先させた。 日本の農地は工業用地や住宅地となり、 35年の間に20%近くも減り469万haになってしまった。 国民一人当たりの農地で比べると、 オーストラリアは日本の601倍、アメリカは38倍、イギリスは7倍、ドイツも5倍ある。 さらに、わが国は中山間地が多いのと農家の高齢化が伴い、 区分は農地のままでも耕作放棄地がずいぶんと含まれている。 食糧自給率のこの現状は、農業関係者のほとんどが知っているが、 消費者には関心が薄く、あまり知られていないことから、 農水省は、食料自給率の現状を広く国民に知ってもらうために、「食料自給率レポート」を作った。
きのうの「食と農のサイエンス」同様、希望者には送ってくれるので、 関心がおありの方はぜひ読んでください。
|