「乳草」って、なんなん?
2007/02/28 (水)

hare.gif 風強し。花粉が飛び交う一日

1月は往(い)ぬる。
2月は逃げる。
3月は去る。
よく言われることだが、その2月が逃げてしまおうとしている。

普段はそうでもないのだが、やはり年度末を控え重要会議が目白押し。
先々週から、その対応にやたらめったら忙しい。
いまも、夕食代わりの出前そばをとって、ひと息入れているところ。
きょうも、10時を回りそう・・・。

「おすすめ日記」最終日。
この時期、土・日でも菜園ねたは少ないので、
「日本農業講座」でもと大風呂敷を広げたが、それもままならなかった。
せめて最後だけでも、とレタスの話。

レタスの歴史は古く、世界的には紀元前6世紀に始まったという。
ペルシャ、古代エジプトやギリシャ、ローマなどでは一般的な野菜として栽培されてきた。
日本では原種に近いリーフレタスが中国から伝わり、平安時代には食卓に上り、
江戸時代には、なますや煮物にして食べていたらしい。
日本ではレタスのことを「萵苣(ちしゃ)」と呼ぶ。
もともとは「乳草(ちちくさ)」が変化して「ちしゃ」になったという。
レタスは葉や茎を切ると、乳に似た白い液が出るからだが、
英語のレタスの語源も「乳」からきている。
レタスは、ラテン語のlactuca(ラクチュカ)からきた言葉で、lac(ラク)は「乳」を意味する。
長野県では、レタスを原料にした焼酎があるそうだ。

 
蘖ひこばえの菜園作業メモ
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]