きのう出勤したとたんの社長に呼ばれ、作成した資料を会長に説明するのに同行しろという。
わが組織、社長も右を向かなければならない会長という存在があり、ふだんは福島にいる。
月に半分くらいは上京するので、たいがいの用件はそのときにすますのだが、
月内は上京予定がないことと、急を要することもあって、こちらから行くことになった。
資料だけ社長に預けて「後はよろしく！」と思ってたら、突然の話で福島出張になってしまった。

まあ、福島だと新幹線で１時間半だけど・・・。
細かい雨が降っていた東京に比べ、福島はいい天気。
もちろん雪は、まったくない。山も、はるか遠くは白っぽいが、近くはまったくない。
今シーズン降ったのは３回だけで、それも積もりもしなかったということだ。
福島県は果樹では桃やりんごの産地。
この気象でやはり怖いのは、花芽や蕾が霜にやられることだ。
普通なら遅霜の心配をすればいいところがなんだが・・・。
早く花が咲いてしまっても、その後の果実の成長にどう影響が出るか、
経験がないためにだれもわからない。

会長にあったのが４時で、終わってから、飯でも食ってけ、となって結局、家に着いたのが12時前。
先週も、京都からの客人が事務所に訪れたもんで久しぶりに銀座に繰り出し、
タクシーで帰ったりで、その疲れがまだ残っている。
歳とともに、どうも疲れが抜けない。
眠くて仕方がない一日だった。

福島といえば、２，３日前の「ズームイン」（日テレ系）で、橋本五郎さんがこんなことを言っていた。

「あした→あさって→しあさって→やなさって（やのあさって）」
が、北海道や東北では、
「あした→あさって→やなさって（やのあさって）→しあさって」
になる。「だから、北海道・東北出身の人と、日を約束するときは十分注意するように」と。
わが女房どの、福島県の田舎町出身で、同じようにこのことで言い合いになった覚えがある。

今朝の「ズームイン」では、満開の紀州・南部（みなべ）梅林が映し出されていた。
南部には、残念ながら花に時期には行ったことがないが、
収穫時期に訪れた畑や選果場で、それは、それは青梅のなんともいえない香りを味わったことがある。
近年、愛媛を抜いてみかんの生産量も日本一になったが、紀州の梅は前々から日本一を誇っている。