2006/11/29 (水)
なんや! このあったたかさは! 昼飯を食いに、上着を着て外へ出たら汗ばんだわ。
先日、「プラント・オパール」を紹介した「日本人の源流」、まだ読み終わっていない。 が、また、ひとつ興味を引く項に行き当たった。
「耳垢は遺伝する」というのだ。 それによると、
耳垢の性質を左右する遺伝子はドライとウェットの2種類。 性別に関係なくそれぞれの集団に一定の割合で存在している。 このうち優勢なのはウェットの方。 両親がウェット+ウェット、もしくはウェット+ドライの組み合わせならば、 子どもはウェットとなる。 ドライの子どもが生まれるのは、両親とも劣性であるドライの場合だそうだ。 大きく分けて、ウェットは南方系、ドライは北方系の特徴と考えられるが、 日本列島にはこの両方が混在している。 その大昔、日本がまだ大陸とつながっていたころ、古モンゴロイドが移り住み、縄文人の祖先となった。 縄文人は日本の各地に広がり、その文化を築き上げた。 そこへ後からやって来たのが北方系の弥生人。 この弥生人とは融合しつつも、先住の一部縄文人は北と南に追いやられた。 それが、アイヌと琉球。 アイヌはウェット型が多く、琉球もドライ型が過半数を占めるものの、その割合は本土よりも低い。 「耳垢が湿っている人は頭が良くて、乾いている人はよくない」という民間信仰、 あるいは都市伝説があるそうな。
で、わが家はとみてみれば、女房どのはウェットで、わたしはドライ。 そして、娘は確かにウェットだ。 だけど、頭はわたしの方がいい。(…はずだ)
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