2006/09/19 (火)
のち曇。
体内時計で目が覚めると同じくして、女房どのの携帯目覚ましが鳴る。 時間を尋ねると、「5時半」だと言う。 続いて、「朝日だぁ!」と言いつつ娘が起きてきた。 いつもは私の出勤時間でもベッドにいるのに…。 そういや、夕べも、夏休み(でいいのかな?)で帰国している友人がウィーンへ戻るので、 成田まで見送りに行くと言ってたな。 それが、こんな早い時間だったか。 2,3日前から天気を心配していて、それで、冒頭の叫びになったらしい。
いやぁ、ほんとにいい天気だ。おまけに30度近くまで上がるとか言ってたな。 [第2農園]の山東菜、サニーレタスが、さらに心配になってくる。 応急処置で不織布でも被せとくか。 寝床でボーっとしてるんなら、と畑へ行くことにする。 昨日のうちにやっとけばよかった、と思いつつ[第2農園]へ向かう。 途中、雨で土が撥ねている結球レタスのことも思い出し、 その敷き藁を取りに[第1農園]へ方向転換。 [第1農園]へ行くと、収穫手ごろないんげんが目に入る。 この次だと、大きくなりすぎてるだろうと、また、予定外の行動。 急ぎ、[第2農園]へ移り、本題の作業をすませる。 ここで、また、シカクマメが目に入る。収穫作業。
朝飯を食って、出勤。 いい天気だ。 「天気がよかったら会社を休む」とMさんは言ってたなあ。 と、3階へ確認に行ったら本当に休んでた。 おととい、苗や種と一緒に、堆肥やら肥料やらをいっぱい買い込んでたもんなあ。 いいなぁ、人生2度目の人は、と、うらやむ。
昼飯を食っていると、仕事の関係の方の訃報が入る。 享年62歳。まだまだ…という歳だ。 先週の金曜日に亡くなって、きょうがお通夜で、明日葬儀という。
世の中、どこでどう繋がるか、という例がこの方。 私とは単に仕事での付き合いでしかなかった。 数年前、食事を共にする機会があり、私の出身地・和歌山に話題が及んだ。 すると、彼の口から「和歌山といえば、学生時代に随分世話になった人がいてね、 そいつがいなかったら私は卒業できなかったよ」。 そして、出身大学やら、“そいつ≠フ現在の仕事の話などを聞くうちに間違いないと確信し、 「“そいつ≠チて、○○○○(名前)て言うん違います?」と私。 当然、彼は、「へっ? なぜ、知ってるの?」という表情で、 しばらく固まってしまったのは言うまでもない。 「私の従兄ですよ」。
従兄には、すでに彼のご遺族から連絡が入っていた。
朝の天気が嘘のように、夕方には雲がたちこめ、雨がぱらつく。 さしずめ、涙雨か。 お通夜の席で、従兄ほか何人か久しぶりの顔とも会う。
◆収穫◆第1:いんげん(つるあり黒種衣笠) 第2:シカクマメ、アイコ
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