2006/09/13 (水)
短パンに、半袖Tシャツ、タオルケットと夏のままで寝ていたら、さすがに夕べは寒かった。 途中で、肌がけ布団を被っていた。 今日の東京の最高気温が19.3度と、平年より7度も低く、11月初旬並という。
んなもんで、昼飯に、肉以外食い放題のしゃぶしゃぶ店へ行った。 野菜がたっぷり食えるのがありがたく、たまに利用している。 必ずしも国産ばかりではなかろうと思いつつ。 国産消費主義者としては、いささかうしろめたい気もするが。
が、椎茸がない。ブナシメジ(?、だと思う)が代わって並んでいる。 だろうな、中国の生椎茸が入ってこなくなったからな。 中国産生椎茸から、基準値以上のピレスロイド系農薬が検出されたため、 厚生労働省は検査命令を8月11日に出した。 これを受け、対日輸出の85%を扱う民間企業の団体・中国食品土畜進出商会の椎茸協議部会は、 8月25日から1か月間対日輸出を停止している。 国産も生産減少や原油高騰で急な増産は難しく、今秋の生椎茸は波乱含みになりそうという。
かくも、輸入に頼っていると、忽然と口に入らなくなってしまう。
ところで、このピレスロイド、除虫菊に含まれる殺虫成分ピレトリンが開発の基になっている。 除虫菊自体は、昔から蚊取り線香や農業用殺虫剤などに広く使われてきた。 これを化学的に開発したのが合成ピレスロイドで、農業用のみならず、 家庭用(蚊、蝿)、ペット用(蚊、蚤、ダニ)など幅広く活用されている。
蚊や蝿に○○○を振り撒いているあなた、ピレスロイドを吸っていますぞ。 ピレスロイド以外にも、農薬と同じ成分が家庭用品に含まれている例が多々ある。 だから、適正使用していれば農業用薬剤もさほど心配することもないと思うか、 いやいや、やはり農薬は危険極まりないと思うか・・・。
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