2006/06/12 (月)
曇りなんだか、晴れなんだか。やっぱり梅雨の天気。
仕事帰りに、上野駅の公園口で待ち合わせて、娘と東京文化会館へ。 娘のピアノの先生がヴァイオリンとデュオでリサイタルを開くというので付き合った。 私自身は音楽とはとうてい縁遠く、発表会や演奏会というと、いつも睡魔との闘い。 女房どのに肘でつつかれたりする。きょうも娘にも「寝ても仕方ないけど静かにね」。
せめて鼾はかかないようにしようと・・・。 開演とほぼ同時。「来た、来た、来た」って感じだった。 そこからはもう睡魔が断続的に襲ってくる。演奏なんて頭の右上かなたから聞こえてる。 このまま眠れたら熟睡できるのに、と。 ベートーベンは睡眠にすごくいい。
ところでこの娘、こと音楽に関しては口悪き方々から、 「鳶が鷹・・・」と言われるが(と、いってももちろん私が産んだわけではない)、 ひとつだけわが娘ながら感心し、その口悪き方々に自慢していることがある。 音大に入ったばかりのころだったか、少年時代(そういうころもあった)にはまった漫画とアニメの「巨人の星」、この主題歌「♪思い〜ぃ込んだあらぁ」と一度歌って聞かせただけで、すぐさまピアノで弾きだしたのだ。 娘は聞いたこともない歌だといい、もちろん楽譜も何にもない。
音楽を習っている人なら、普通のことなのかも知れないが、自慢話のタネだ。
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