のちくもり。

目覚めて、ぽつりぽつりの雨の中、畑の見まわり。
やはり、トマトの様子がおかしい。葉かびかなぁ？　斑点細菌かなぁ？
かぼそいアイコがもう結実してしまっているし・・・。

母の日。
いつも、この日は「母の日！母の日！」とうるさいわが女房どの。
「あんたは私の母じゃないよ」と常套句。
でも、きょうは朝から、仲よく映画観賞と食事を計画していた。

「明日の記憶」
「若年性アルツハイマー病」をテーマに、病を背負った働き盛りの男性(渡辺謙)と、
彼を支える妻（樋口可南子）の絆を描いた涙なくして見られない作品。
当たり前だった風景が、生活が、仕事が、記憶から消えていく。
認知症は自分が意識しないうちに物忘れが進行していくが、
作品のそれは、自分の意識の中で病気が急速に進行していくからすごく辛い。
「それでは、病を得たことは不幸でしかないのか？」
という問いかけに対する、この映画なりの応えは、
「人間、生きていりゃぁいいんだよ？」
という、劇中の老陶芸家(大滝秀治)の言葉に凝縮されているような気がする。

映画後の目的の昼飯は、なんと１時間待ち。その間、実家の母へプレゼントを送る。
結局、さらに30分待ちで、ようやく昼飯にありつけた。
「身土不二」「地産地消」をうたった野菜を中心とした料理のバイキング。
「七豆の黒蜜煮」「牛すじ柳川風」「八穀ごはん」等々、80種類あるという。
どれも満足いくおいしい一品ばかりだった。
とても全種類食べられはしないが、腹がしんどくなるほど食った。

帰宅したのが4時半ごろ。雨も上がっていたので、もう一度畑へ。
きゅうり、トマトの支柱を立て、ネットを張る。トマトのわき芽摘み。摘んだのを２,３本挿しておく。
種つきフィージーポットから窮屈そうにモロヘイヤが５本も出ていて、苗色もあまりよくない。
だめもとで定植した。直播のおかのりも並べて定植。
シカクマメ３本をばらして、単独ポットに植替え。
ジャガイモ、やっと追肥と土寄せ。簡単に・・・。

◆収穫◆絹さや、葉たまねぎ、ニラ