2008/12/01 (月)
10日ほど早く来た師走と思えるような突然の仕事も、やっと鳴りを潜め、またいつもの日々が戻りつつある。 不景気風が吹く世間とは違う景気の良い忙しさなら我慢も出来ようが、残念ながらそう上手くはいかない。
暖かだった週末は文句のない畑日より。ただ、それほどの作業は無く念願の草刈に精を出す。
まだ小さなものは青みが残る雑草も、大きく伸びたものは白く枯れ果ててきた。 刈り取った雑草を積むのと同時に霜で焼けた里芋の茎や残渣も同時に積んでいく。
こうして詰まれた雑草や残渣の山は第二畑に1ヶ所、第三畑に3ヶ所ある。 雑草や残渣が貯まってきたら、積んであった物を畑に鋤き込み、また新たに積んでを繰り返す。 堆肥化されていようがいまいが、時期がきたら積み替えをする。これ以上処理する場所がなく、仕方がないこと。
第三畑が無かった頃は、その場所の確保さえ難しく燃えるゴミとして処分していた頃が懐かしい。
土曜の夕方、畑仕事を終え日記用の写真収集の途中に出会った、第三畑の真正面に住む大地主の旦那さん。
うつむき加減の顔が上がり、目線があってペコリと頭を下げる。 声は出さず、朝晩を問わず会釈だけで挨拶をするようになったのは、いつからか記憶にはない。
県道を挟んで目の前にある自宅は、それほど大きくはないのだが、畑はあちこちに点在する。 現役はたぶんリタイヤされているのだろうが、週末には決まって早朝から出会うことが多い。
HB−101の黄色い帽子を被り、トボトボと歩いて畑まで行く姿は、何百坪の畑の持ち主には到底見えそうにない。
この旦那さん、土地は有り余るくらいあるが、野菜作りは決して上手くない。 雑草だらけにならぬよう、仕方なく畑をしているといった感じだろうか。
歩いて数分、県道沿いに面する畑は200坪は軽く超えそうな広さがある。 県道の北側に位置し、日当たりも悪くなく数ある畑の中で絶好の場所といっていい。
自転車で要チェック畑を調査中に見つけた、この大地主さんの畑の異変。
珍しくはない玉葱マルチ、がこの畑のマルチには、なんと植え穴が無いのだ。 マルチと伸びてきている玉葱の苗の間に、数ミリの隙間さえない。
どうやって植えたのだろうか・・・・?
まさか、田植え機みたいなものが玉葱苗用に開発されたのだろうか? それならば、機械穴だあるのが普通。
まさか直播してジャガイモみたい芽が出た部分だけ小さな小さな穴をあけたのだろうか? いやいや、玉葱苗がマルチを押し上げるほどの力はないはず。
まか不思議な玉葱の植え方に、しばし呆然となった菜園主。
どうやって植えたのだろうか、どうしてもこの植え方が知りたい。 我が菜園のトックリ植えを遥かに凌駕する植え方。
名づけて針の穴植え。 気になる・・・・。
画像左:不思議な玉葱苗(どうやって植えたの(@@)) 画像中:不思議な畑の全景(広〜〜い、羨ましい(´`)) 画像右:種取りプロジェクト(芽が出た、もみじ3号^^)
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