コンニャク
2008/11/18 (火)

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僅かな望みにかけた土日だったが、予報通りの雨にたたられ今週も満足に出来なかった畑仕事。
薄暗さも残る朝の6時半、眠い目を擦り擦り動き出す。

コリンキー後、イチゴの植付けまでには時間があると7月上旬に衝動的に種を播いた4株。
予想以上の実の着き方に初夏以外のカボチャ栽培として充分可能なことが解かり大満足。

まだ完全に熟さない実も多いが、この気温ではいつまでかかるか見当もつかず。
次に植える予定のイチゴも定植時期はとうに過ぎていて、これ以上は限界と判断。
葉が枯れ始めたカボチャを感謝を込めて撤収する。

いつ降りだしてもおかしくない空模様との競争となった土曜の午前中、朝食もパスして耕しから石灰撒布、そしてマルチがけまでを一挙に終わらせる。
マルチさえしてしまえば例え雨が降りだしても植付けはできる。傘を差して、雨合羽を着ての作業は毎度のこと。

昼過ぎから降り出すという雨もマルチの張り終えたとほぼ同じ時刻、10過ぎには降りだし始める。

雨脚が弱い時間帯を選んでは少しづつ植え付けるイチゴの苗。
自家採取の6代目女峰59株、桃子の苺3株、フーミン6株、購入苗のアイベリー2株。
合計70株、昼近くに定植を終える。

今年の冬の畑作業、大半はこれで終わり。残りはソラマメとエンドウの植付けくらいでたいした作業ではない。
畑作業ではないが大豆の鞘割りという大仕事が残るが、これは来週の3連休を予定。

午後は特にすることもなく小雨が降ったり止んだりの中、先週植え付けた玉葱の様子見などをしてブラブラ。
そして以前から気になっていたコンニャク芋を掘ってみることに。

葉が枯れて早2ヶ月あまり経つのだろうか、あまりにも突然に葉が枯れ、芋が溶けてしまったのだろうか、腐ってなくなってはいまいかと中々掘れずにいたコンニャク芋。
これ以上、見て見ぬ振りもできないと半ば諦めの気持ちでスコップを持ち出す。

大小5つの種芋を頂き、植え付けた後は順調に芽が出て解からないままに追肥や土寄せもしてみた。
虫食いや病気も無かったように思うが、あの枯れ方は今までに経験のない尋常ではない速さ。

雑草に埋もれたコンニャク芋の畝を端から順に掘り返してみる。
心配性の菜園主を喜ばすかのようにゴロゴロと出てきたコンニャク芋達。先端にピンク色した芽をつけて、来春が待ち遠しそうな感じにも見える。

大中小ある芋の中で3番目の芋を家に持ち帰る。

今からコンニャク作ってみるわー。
ふーーん、じゃーやってみてー。
鍋どこ?それと〜型になるようなもんないの?
なんでも聞かないの自分で考えてやって。

自分で考えてと言われてもコンニャクを作ったことなど初めてのこと。
相談くらい、話し相手くらいしてくれても良さそうなもの。

あれない?あのーー凝固剤。
はぁ〜?凝固剤って何?
えーーーっと、水酸化カルシウムだって。
うちは薬局でもなければ理科室でもないの、そんな物あるわけないやろ。
・・・・じゃー買って来るわ。

郵便局へ出かけたついでに近くの大型スーパーに寄る。店内を見ても専門店の薬局を尋ねても、コンニャク用の凝固剤は無いという。

どこにも無かった・・・・。
ほりゃーそうやわ、ここら辺でコンニャク作ったなんて聞いたことないもん、そりゃー売っとらんわ。
せっかく作ろうと思ったのに・・・。
ほんでも水酸化カルシウムならあるんやないの。
えっ?どこ?どこにあるの?
石灰があるがね、畑に入れる石灰が。
はぁ〜?あれは畑用!食用と違うの!
一緒やて。
そんなもん入れて死んじゃったらどうすんの?
大丈夫、死ねせんから。
・・・・・・。


絶対ヤダ、畑用の石灰を入れるなんて。
試食させられるに決まってるし、絶対にヤダ。


画像左:ブロッコリー(初収穫^^)
画像中:キャベツ(虫食いだよ(><))
画像右:かぶ(今年は全然大きくならず(××))

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家庭菜園してます。
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