水色の絵の具
2008/10/16 (木)

hare.gif

暑くも無ければ寒くもない、湿度が低いのだろう、清々しいというにピッタリの朝。

日が当たる陽だまりはポカポカと暖かく、日陰はスッキリと涼しい。
風もなく穏やかな秋の1日は、それだけで気分が晴れやかになる。

こんな日が毎日続けば良いと思ってしまうが、毎日続いたらこんな気分は味わえないのだろう。
痛し痒し・・・。

今週に入ってから花苗の成長が一段と早くなったような気がする。
毎朝チェックをして、見慣れているはずなのに、そう感じるのだから相当なものかも。

本葉の枚数が数え切れないほど大きくなったワールドは、そろそろ花芽が出てきそうな感じ。
ストックやナデシコも葉っぱがポットから食み出し始め、今週末には鉢上げをしなければ可哀想な状況。

今日は、めっちゃええ天気やわー、空が真っ青やもん。
そうかなー、青を通り越して白っぽい感じがするけど。
えっ?どれ?あっー!ホントだー。

昔々、遥か昔。
初めて18色の水彩の絵具を買ってもらった。

外で遊ぶ事が大好き少年に絵の才能などあるはずもない。
地上の細々とした部分は出来るだけ書きたくない、簡単な空の部分ばかりを画用紙いっぱいに書いた小学生の頃。

18色の絵具、時が立つに連れ水色の絵具ばかりがどんどんと少なくなる。

どうしてこればっか使うんじゃ、みんな同じように使わんか。

そう言われても空が好きなのだ、地上の茶色や木の緑よりも水色の空が。

小学生の目で見ても、解かるほどに少なくなった水色の絵具。
もちろん素直に買って貰えるほどの裕福な家でもない。

幼いながらにも少し考えたのだろう、たくさんの水を入れて薄めて使うことに。

ほとんどが水ばかりで書いた今日の空の絵。

そうだね、空の色は青だけじゃないよね、白く見える時だってあるよね。
みんなも注意深く見て、色んな色を見つけて書いてみようね。
はーい。

今日の絵は、すっごく良いねー、でもこれからは白い絵の具を混ぜて使うともっと良いかなー。
はい・・・。

水色の絵の具が少なくなり、しかたなくたくさんの水で溶かして描いた空が良いと先生に誉められた昔。

今朝の空は、その時に書いた白い空のように澄んで見えた。


画像左:ステビア(花が満開^^)
画像中:セージ(名称不明(><))
画像右:まだ咲くヘブンリー・ブルー(種が1個も取れない、なぜ?(T_T))

i0 i1 i2
 
家庭菜園してます。
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]