昨日の朝の雨があがり、星空が広がった昨夜。
放射冷却という言葉が頻繁に聞こえるような季節になった証だろう、予想通りヒンヤリとした朝を向かえる。

今年の秋冬野菜、なぜか調子がすこぶる悪い。

第一畑の白菜は、これが早生種の６０日白菜かと思えるほどで、やっと根付いたくらいの大きさ。
メキャベツは植えた当時から、殆ど変わり映えしない姿形で、このまま春を迎えそうなくらい勢いがない。

長ネギも太りもせず増えもせず、なぜかこう着状態。
新鮮野菜というテープに包まれた形の良いネギを冷蔵庫で見たのは５年ぶりだろうか。

かろうじて他所の畑と比べられそうなものはキャベツとブロッコリーくらい。
寒冷紗とネットで保護したキャベツはやっと中心から巻き始めた。ブロッコリーは青虫の被害は少なかったがオンブバッタに食われた葉っぱの穴が目に付く。

第二畑、去年までは得意だったほずのカブも不織布の中でノビノビのビロンビロン。
これでは間引きどころの騒ぎではなく、どう手当てを施そうか悩み中。

桜島大根は虫食いにあってどれも瀕死な状態。
長芋のツルは既に枯れ始めたものもあり、来年用のムカゴすら充分には取れそうにないほど。

唯一元気に見えるのはサツマイモだが、あまり元気なツルでは手放しで喜べないから辛い。

第三畑、言うに及ばず秋ジャガは植え付けたばかり。花が咲き始めた畑もあり、この遅さでは収穫は望めない可能性が高い。
種を播き、やっと発芽したゴボウも時期的には出遅れ。レタス、白菜も他所の畑に比べれば、遅すぎるほどの植付けで、白菜が結球するのは年明けだろうか。

元気だったコンニャクはいつの間にか枯れ果て、陰も形もなく雑草だらけの畝と化した。
芋はどうなってるのだろうかと不安になるが、腐った秋ジャガを飽きるほど見た今年、掘りあげる勇気が出てこない。

どうにかこうにか普通らしいものはニンニクとラッキョ。無事に芽を出し、今のところ順調そうに見える。
が、最終結果が出るのは８ヶ月以上も先の話で楽観は出来ず。

去年と比較して、どうしてこんなに悪くなったのだろうか、原因は何だろうか。
毎朝の通勤途中で考える事は、こればかり。

あれ、今日も早かったねー。
うん、ちょっとね。
どっか悪いの？
全然、元気やよ。
ふーん、あれ？ご飯なの？飲まんの？
そう、金曜日までは飲まんの。
健康診断の時だけやってもねー。
やらんよりマシ。
まーまー、お好きにどうぞー。

健康診断日まで後３日、着実に背筋伸ばし法は身に付き不自然さもなくなった。
１日から初めた禁酒も４日だけは付き合いで飲んだものの、それ以外は全く口にしていない。

今年の結果はどうでるのか、例年にも増して楽しみな状態になりつつある。

ここ数年、健常診断の検査結果は、ほとんどがＡ。たまに飲み過ぎや中性脂肪のＢ判定はあったものの正常範囲よりほんの少しずれた程度で、再検査や要検査、要治療などといった大げさな呼び出しは一度もなし。

Ａばかりが並び、ちょっとしたミスでＢになったという学生時代の成績のような健康診断の結果。

優等生は優等生としてのプライドがあり、今更ＣやＤを取ることなど出来よう筈が無い。
このまま健康診断がある限りオールＡを貫き通すのだ。

例え、菜園はダメダメでも、健康だけは。

禁酒禁煙禁食禁労をしようとも。
ぎゃははははは・・・・。


画像左：葉っぱ野菜畝（雨の中強行突破（＞＜））
画像中：植え付けた白菜（ちーさい（××））
画像右：里芋（左側のエビ芋は葉っぱがなくなった（Ｔ＿Ｔ））