米ぬか苗床・失敗
2008/09/10 (水)

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真っ青な空を見上げ、久しぶりに鉢の水遣りに精を出す朝。

鉢の水遣りが終わりポット苗の所で立ち止まる。今年はなぜか白菜の成長が芳しくない。
理由はまったく不明だが、4種類とも同じように成長が悪く、やはり遣り方に問題があったのだろう。

もう一度、播きなおすか・・・。

8月末の日曜あたりから、どうにも我慢が出来ない嫌な臭いがしだした第一畑。

何かが腐っているのだろうか、それとも小動物でも死んでいるのだろうか。
恐る恐る、夏野菜を撤収しながら、それらしい物を片付けていくが、臭いは無くならない。

牛糞の臭い?鶏糞?、だが、どちらも単体では臭わず。もしかして畑に入れたら臭うのだろうか?
それなら去年も一昨年も臭わなければならないはず。

あれ、あそこのマルチ剥がれてる。

キャベツ定植中に見つけた、玉葱の苗床のマルチの剥がれ。
一部分がめくれ、風に煽られてヒラヒラとしている。
あかんあかん、ちゃんと封しとかんと。

直そうと思い畝に近づきマルチをめくった瞬間、問題の異臭が。
ボワッ〜。

く・く・臭ーーーー!!

熱中症で畑で倒れたのなら、まだ同情の余地はある、だが発酵した米ぬかの異臭で倒れては末代の恥。

冷静になって状況を判断した所、どうやら畝の低い部分が8月末豪雨で水没し、そのままマルチがめくれていた模様。
水が浸かった部分は、米ぬかの全体が嫌気性発酵し、濃い色のカビやら悪玉菌が、わんさか。

残念ながら、苗床EM菌発酵作戦は中止しなければならない羽目に・・・。


米といえば、今週に入り**フーヅの事故米の転売が話題になっている。
食の安全については、毎度のことで聞き慣れた話題だが、こと野菜に関しては黙っているわけにはいかない。

米が野菜に入るかどうか、そんな細かい話はどちらでも良い事。

“毒性の**ホスが既定の5倍以上検出され・・・”
“加工され焼酎やお菓子になった物、他の米と混入し食用となった物もあり・・・”
“人体への影響は小さいとのことです”

あぬ?小さいってなんじゃい、小さいって!

影響が小さいっていうのは無いってことなんかい。
無いなら無いって、なぜハッキリ言えぬのだろうか、小さいと言われて、我々庶民はどう判断すれば良いのだろうか。

影響があるのなら大小に関係なく、あると言わなければならない。
世の中、健康体ばかりではないはず。体調不良の人もいれば、赤ちゃんもいる、妊婦さんだって病人だっている、お年寄りなど、すっごくたくさんいらっしゃるのだ。
毎日、飲んで食べてる人もいるだろうし、お通じがキチンとあれば良いが、便秘だったら例え小さくても溜まってしまわないのだろうか。

15歳以下、75歳以上は食べるな。
そういう具体的なことが、なぜ言えないのか。中途半端な責任逃れのような発表は、もう飽き飽きなのだ。

どんな場合でも、個体差によって変わるのが普通。
ハッキリ解からないなら解からない、今調べてますと言えば言いこと。

影響は小さい。

はぁーーーー、何度聞いても情けない。

反面、九州の**酒造さん達はエライ。
優柔不断のどこかが、うじゃうじゃしてる暇に既に自主回収を始めている。

影響は小さいと言ったにも関わらず、自主回収するという意味。
つまり、優柔不断な機関など全く信用していないということなのだろう。

自分の身は自分で守る、ハッキリしない組織の発表などを待っていては手遅れになるとの判断だろう。
さすが日本の中小企業、立派と言わざるを得ない。

よし、その潔さに敬服し今日も焼酎を飲みに行こう。
いつもの居酒屋に。

そう言えば〜米焼酎ってあったかな・・・。


画像左:衝動買いしたジャンボイチゴ(2個で¥396、高い(@@))
画像中:ポットで増殖中のイチゴ、クモモ姫(正式名はド忘れ(><))
画像右:畑で増殖中のイチゴ、女峰(6代目^^)

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家庭菜園してます。
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