2008/09/09 (火)
ヒンヤリとした朝の涼しさに、もう少し眠りたいという心身。 もう真夏のような朝晩はない。朝から夜、夜から昼へと、徐々に変わる秋を感じた、今朝の気温。
出勤前、鉢の水遣りもそこそこに、日曜定植した苗の様子見。
昨夜、少し降ったと思わせる濡れた葉っぱ。虫除け、日除け代わりに被せた不織布にも、小さな水滴が見える。 あら〜朝露かなーもしかして。
冷え込んだというには高い気温だが、それでも水滴となって降り注いでいることに違いは無い。 朝日に反射する朝露の光。キラキラとして、なんと心地よいことだろう。 今日は朝から、何か得した気分。
と書いては見たが、今冷静に考えると、この程度のことで良い気分になれるとは、少々情けない。
うちの白菜、キチンと巻いた物なんて、一つもないんです。み〜んな虫食いぁばっかりで、あはははは・・・。
一昨年の夏、第二畑の地主のオバアサンとの会話が聞こえるともなく聞こえてきた。
ほーかね、なんでも上手に作りゃーすとばっかり思っとったのに。 全然ですよ、ほとんどの物は捨てるばっかりだから。
ったく、聞こえてないと思って、この言いたい放題。 もう許せん、めっちゃ綺麗な白菜、作ったるわい!
そう心に決め、昨年の白菜は植え付け当初からビッシリとネットで囲う。 週末には丹念に虫取りをし、穴明きを見つけたら夜間に懐中電灯片手に虫退治にも数度となく出かけた。
その甲斐があってだろう、30本全ての白菜がほぼパーフェクトで成長した。
どうやねん、今年の白菜は良い感じやと思わん? ほうやね、これなら、まあまあやね。
よし、よし、よぉーし。 心の中で小さくガッツポーズ。
その代わり、今年はキャベツが全然あかんのやね。 えっ?!ん、まあその・・・。
白菜に防虫ネットと労力を注いだ分、キャベツが疎かになったのは事実。 かなりの数のキャベツが虫食いにあい、畑の肥料となったのは隠せない話。
そこで、今年こそは両方を完璧に作るべき防虫ネットを新規購入し、植付け方法も昨年の白菜と同じ新聞マルチにすることにした。
ネットで青虫を防ぎ、新聞でネキリとヨトウを防ぐ。 昨年、日記作者の方に教えて頂き、抜群の効果をもたらした方法なのだ。
見とってみやー、去年の白菜みたいに作るから、任っしなさーい。 ふーん、毎年同じじゃー畑の中の虫も慣れて効かんくなると思うけど・・・。
うっ! そう言われてみれば、農薬でさえ同じ物を使うと抵抗性を持った虫が出来るという。 どうしよう、今更他に方法ないし・・・。
ピンチに立つと良い考えが浮かぶ。 その繰り返しがあって、今までの人生なんとかやって来れれたようなもの。 植え付けるギリギリの時に、またしても起死回生の妙案を思いつく。
もし今年、中〇新聞がダメだったら、来年は読〇新聞に変えよう。 うん?待てよ、朝〇も悪くないような・・・。
画像左:植え付けた苗(キャベツ44本、ブロッコリー8本、サラダ白菜15本) 画像中:キャベツ(虫除けネットあり^^) 画像右:ブロッコリー(毎度のことながらネットなし(><))
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