教訓、カボチャ運び
2008/09/08 (月)

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今年2回目の梅雨が終わり、そしてまた2回目の夏がやって来た。
そう思われるほどの好天に恵まれた土日、ビッシリと予定の作業が出来た。

土曜は夕方から雨が降るという金曜の予報に、朝から焦りまくって畑作業をしたが、雨はおろか雨雲さえも出ずじまい。
結果よければ全てよし、何も言う事はなかろう。

大きくなり過ぎたポット苗の植付けが、土日作業の一番の目的。
畝を作ってマルチさえしてしまえば、例え雨が降ろうがヤリが降ろうが、雷が鳴ろうが植付けは出来る。
虫除けのネット張りも、直ぐに出来なくても構わない、とにかく畝作り最優先で、早朝から鍬を振りまくる。

第一畑に3ヶ所、第二畑に2ヶ所の畝を作り終えたのは、役場の昼のサイレンが鳴り出した頃。

めっちゃ、暑ちーーー、今日って、こんなんで雨が降るんやろか。
はぁ〜?雨?ほんなもん降るわけないがね。
うっそー、昨日の夕方の予報は曇りで夕方から雨やったのに。
全〜然、朝の天気予報は晴れ晴れ晴れ、今週いっぱい晴れやって。

今週いっぱいと言う事は、聞き間違いが無ければ明日も晴れるということ。
馬鹿馬鹿しい、それが最初から解かってたら、もう少し考えて畝作りをすれば良かったと、少し後悔。

直ぐに雨が降らないと解かれば、急いでマルチ張りを張ることもなし、一次保留して第三畑のチェックに。
前から気になっていた、豪雨で土が流され高低がなくなったニンニクとラッキョ畝の補修に取り掛かる。

畝間に鍬を入れては畝に盛る。
まだ湿った土は塊のまま乗せられ、状況はとても良いとは言えないが、水はけが悪い状態のまま、ほって置く事はできない。

既に、所々に生えてきた細い雑草も抜きながら、土を盛る。
あれ?これって・・・雑草じゃないのか・・?

最初は気が付かなかった細い針のような草。畝の中央に、しかも定間隔に生えている。
ちょっと怪しいような気がして1ヶ所掘り返してみる。

な、なんと、これは忘れもしない、2週間前に植え付けたラッキョ。
その頂点から針のような葉っぱが出ているではないか。

雑草と間違えて芽を摘んでしまうとは、菜園をする者として、なんと恥ずべき行為。
ショック・・・・。

少々落ち込みはしたが、この晴天を無駄には出来ず、今度は来週撤収を予定しているカボチャの様子見。

どれくらいカボチャが出来ているのか気になっていたが、ツルと雑草に覆われ中まで入って行けない。
だが、来週撤収すると決めればツルの痛みなど、もう関係はない。
ズコズコと入り込んでみると、予想よりも出来は良い。

その中でも一番大きそうなカボチャを見つけ、持ち上げてみるとやけに軽い。
変だと思いながら、全体を見回すと土についた部分が腐り、中身が溶け出してしまっている。

スイカや瓜系とは違い、採り遅れても変化は無いと思っていたカボチャが腐るとは・・・・。

その後、キャベツのマルチ張りなど忘れ、一心にカボチャの撤収をする。
最終的に栗ゆたかカボチャのみ、大中合わせて5個の腐り物を見つける。

そのまま捨てるのも悔しく、せめて来年用にと一番大きなカボチャから種を取る。

一輪車の運ん太郎に全ての栗ユタカとバターナッツを乗せ、自宅に持ち帰ることに。
ちょっと乗せすぎたような気がしたが、2往復は面倒。
なせばなる、なさねばならね何事も。

よいしょ!

アリか亀か、スローモーションのような速度で最も交通量の多い県道を渡り終え、ほっとしたのも束の間。
脇道に入ったとたんバランスを崩した運ん太郎。大きく右に傾き、カボチャがゴロンゴロンゴロン。

田んぼに落ちたもの1個、落ちた衝撃でヒビが入ったもの1個。
その他、泥だらけになったもの多数。

このまま、運ぶのはやはり無理があった。その場所に1/3のカボチャを置き、一度自宅へ帰り、積み下ろししてから、もう一度残りを。

急がば回れ、急いてはことを仕損ずる。
肝に銘じました。


画像左:タカノツメ(見ただけで辛そう(><))
画像中:栗ゆかた撤収(出来すぎ(@@))
画像右:バターナッツ撤収(観賞用ではありません^^)

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家庭菜園してます。
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