カラスバスター
2008/08/26 (火)

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土曜に播いた各種野菜種、今朝の見たところ、白菜の黄ごころを除いて全ての発芽を確認。
白菜3種にチンゲンサイ、水菜、そしてレタス。
やっぱり3年前の種は古かったかと、ちょっと後悔。

一時期の猛暑も影を落とし焼き付けるような紫外線も雲に遮られ、毎朝の水遣りの必要も無くなったような感じがする朝。
種蒔きから、1ヶ月と1週間が過ぎたキャベツとブロッコリーは定植には若干早いような気もするが、水の吸い上げは急激に早くなってきた。

毎年、一度は経験する干からびの悲劇。昨年は葉っぱまでもが日焼けするという惨事もあり、今年こそは何もなく定植まで育てあげたい。
その為には多少の徒長は覚悟の上、まだ随分と湿っているポットに目一杯の水遣りをしてから出勤する。


雨の予報だった日曜。
カーテンの隙間から差し込む眩しいほどの光は神様からの贈り物だろうか。半ば諦めていた畑仕事、7時前から早速始める。

土曜、雨脚は強く無かったが、あれだけの時間降れば充分だろうと大根畝の一部を掘り起こしてみる。
予想通り地面深くまで染み込んだ雨に、これならマルチが出来ると、小さくガッツポーズ。

カラカラに乾いた畝に、何度ジョーロで水を遣ろうが、マルチは出来ないと諦めていた所だっただけに、嬉しさも倍増。

畝も潤ったが畝間も水が染み込み、ドロドロ状態。
この状態で、あちこち歩き回っては、後の始末が悪い。とりあえず畝が乾かないようにマルチを乗せ、夕方、種蒔きと同時に固定しようと決める。

おー久しぶりやないけー。
あっ、ホントですね、お久しぶりです。
生きとったけー?
ええ、一応は。
畑見やーた?えっれーことになっとったやろー。
えっ!?

久しぶりに会ったのは第三畑の隣のオバサン。
お子さんが男の子ばかりだったのだろうか、喋り方が少々男っぽい。
自分の事をワタシとは絶対に言わず、普段はワシ。酷い時にはオレとおっしゃるから、少々驚く。

えれーことって・・・。
おせーたろかなーと思ったんやけど、どうせ休みしかできんやろうしと思って、うちまでは、よー行かなんだわ。
はーーそれはそうですけど・・。

わざわざ、家まで来て教えようと思ったとは、いったい何があったのだろうか。
お盆休みが終わって、まだ1週間しか経ってないというのに・・。

自宅から第三畑への途中、お墓の入り口で偶然会っての話。
畑に向かう足取りも自然と早足となる。

あけぼの大豆がカナブンに食べられ尽くし茎だけになってしまったのだろうか?
それとも、栗ユタカとひょうたんカボチャが盗まれたにだろうか?
まさか、里芋が全て枯れてしまったなどという恐ろしい話ではあるまい。

たかが3分も掛からない道行きに、不吉な予感は巡るばかり。

あれー何!これ!

2mは遥かに超し、3mにも近づかんとしていた菊芋は全てが傾き隣の垣根に寄りかかっている。
ひどい株は、根元が持ち上がり完全に地べたに倒れてしまっている。

葉っぱが食い尽くされた、あけぼの大豆も、見事なまでに横倒しになり分岐した枝も、あちこちで折れまくり。

これって、この間のゲリラ豪雨の・・・。
あら、こっちも・・・。

ぱっと見ただけでも数十個は実をつけていただろう菊瓜。大雨の後の猛烈な陽射しで枯れたのは見るまでもないこと。
梅雨が終わり必要無いだろうと株元の雨除けをしていなかったのが災いし、瓜科特有の一晩枯れの状態。

あれ〜、落花生まで変じゃん。

いくら前代未聞のゲリラ豪雨だったとしても背丈が低い落花生が影響を受けるとは思えない。

根元の土は掘り起こされ、茎は切られ、葉っぱは千切られ、土の中から小さな実がいくつも飛び出ている。

これって、まさか・・・。
カラスじゃわ、よーさんのカラスが、めーにちここに来とって、突いとったで。
やっぱりカラス・・・・。
ほんで、おめぇーさんに教えたろかと思ったんやがね。

大事な大事な落花生を!
くそドカラスのやろう!

これで、もし落花生が枯れたら、カラスも全滅じゃ。


画像左:ニンニク、ラッキョ植付け予定地(菊メロン撤収前(><))
画像中:ニンニク、ラッキョ植付け(2倍、植え付けたニンニク^^)
画像右:落花生が・・!(にっくき、ド・カラス(`´))

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家庭菜園してます。
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