白菜と鍋
2008/08/25 (月)

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週末は土日を通し終日雨の予報。まとまった雨は待ち望んでいただけに嬉しい半面、2日続けてとなると少々予定が狂う。
とはいっても全く降らなかったら、もっと困ることになり、雨でも良いと半ば諦めた金曜の夜。

あけて土曜、予報と若干違い、ほぼ1日中雨が降り続け、畑仕事は出来ず。その分、日曜は朝から晴天となり絶好の畑日和となった。

梅雨時のようにシトシトと降る雨の土曜。いつぞやのようなゲリラ豪雨はなさそうな感じで、この降り方が一番安心して見ていられる。
バケツを引っくり返したような雨では土にしみ込む前に流れてしまい、播いた種や、畝った土までもが流され崩れてしまう。

1週間前の盆休み、畑のチェックは隅から隅までし尽くし、1週間ぶりとはいえ様子見は雨が上がってからで良かろうと思ったのが大いなる間違いだった。
もちろん、そう気づいたのは日曜の朝のこと。

土曜は久しぶりに降る気持ちよい小雨を眺めながら庭先で白菜などの種播きに明け暮れる。

今年もメインとなる白菜は、黄ごころ75。
3年前の種で若干発芽も悪いだろうが、その分多目に播けばこと足りると思っていたのだが、なんと袋の中に入っていた種数は30粒にも満たない数。

もし仮に発芽が悪かったとしたら晴黄90がメインとなる。
さすがに90日白菜では収穫時期が遅すぎる、それでなくても冬の我が家は鍋料理が多い。なんとしてでもスーパーに出回るより早く収穫せねば使ってもらえなくなる可能性大。

種を買いに行こうか、どうしようかと種の保管箱を当ても無く物色していると、ビニールの袋に入った見慣れぬ種が。
袋の表面には、“春作白菜 良慶”と書かれてあった。

薄れた記憶だが、たぶん今年の春に日記作者の方から送って頂いた種。
送られて来た頃には既に違う品種の種蒔き済みで、使わなかったような覚えがある。

種のメーカーは得意中の得意、タ〇イ製ではあるが、今ひとつ記憶がない品種。
枕もとに置いてある秋作カタログを開いて見てみるが、やはり載ってない。
だが春作といえば、大体が早生品種。春に播けて秋に播けないという物は少なく、これ以上調べるまでもなく、菜園主としての直感が播けと命ずる。

この良慶が予想通りだと60日白菜、そして種の数は少ないが黄ごころは75日、今年買った晴黄は90日、そしてそして半結球の博多白菜は大晩生の120日。
今年の白菜、偶然とはいえ、予め計画したような、すばらしく良い感じの間隔となった。

どの白菜も、このまま順調に育てば晩秋から来春まで、鍋に入れる白菜には困らないことになる。
だが、全てを播き終わったものの何かスッキリしない。

この分だと、今年の冬はずっと鍋を食べなければならないのだろうか。
そう思うと、既に少々飽きてきたような気分に。

料理を作る人が作った物を美味しく食べられないというのと同じ感覚なのだろうか・・・。


(中々大きくならない苗達)
画像左:キャベツ(ビロンビロン(><))
画像中:ブロッコリー(ノービノビ(××))
画像右:サラダ白菜(よれよれ(T_T))

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家庭菜園してます。
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