柳の下
2008/06/23 (月)

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予想通りの雨にたたられた週末の土日だったが、かろうじて土曜の昼間、数時間は雨が止む。
ここぞとばかりに畑作業を強行する。
主な目的は里芋畝の草削りと土寄せ、落花生畝の草削り、一部ジャガイモの収穫。

実際は草削りではなく草抜きをしたいのだが、年だろうか、もうそこまでの根気はなく削るだけで精一杯。

まだシトシトと雨が降る朝方、じっとして要られず傘を差して久しぶりにゆったりと菜園のチェック。
そこで見つけた早起きは3文の得。

最初に目に付いたのは、いつの間に花が咲いたのか、小さなオクラ。
1本や2本のオクラでは食卓に並べるのも中途半端と今年は12本のオクラを育ててみた。
パット見、4,5本はそろそろ収穫時期のよう。

ほぼ全体が雑草に埋もれたハネジューメロン。
遊び半分で植付け、着果が見られず80%以上は諦めモード。
ダメなら草削りもしたくないと怠っていたが、50cm近くも伸びた雑草に埋もれ数個の薄緑色の実を見つける。

まだ手のひらサイズの大きさで、売ってるものに比べれば1/10にも満たない。
あれほどの大きさにはならなくても良い、少なくても1個は熟して欲しいものだと願ってみる。

ちょっと見て見てみてみて。
はぁ〜ん?
これ、このトウモロコシ見て、良い感じやと思わん?
ホントやね、珍しく虫に食われとらんがね。
やろ、やっぱり早い時期にやって良かったわーールンルン。

菜園を初めてから、何度もチャレンジしてきたトウモロコシ。
毎年、虫食いやら鳥害にあって満足に出来た試しは一度もない。

もう二度と作るまい、そう心に決めたことも1回や2回ではない。
が、この時期、どこの畑にもある真っ直ぐに伸びたトウモロコシを見ると、どうしても我慢出来なくなる。

どうして、うちだけ出来ないのだろう。
まだまだ初心者のレベルを脱していないということなのだろうか。

どこの畑も作らないという代物ならともかく、どこでも作るものが、なぜ出来ないのか。
素直に納得しない、ひねくれた菜園主は今年も失敗覚悟で種を播いた。

3月1日。
まだまだ寒さが厳しく夏野菜には程遠い時期。
30粒播いて20本という悪い発芽率の中、まともに育ったのは18本のみ。

こんな綺麗なトウモロコシが出来れば、相当なもんやと思わん?
ふ〜〜ん、そんなもんなの。
だって、見てみーこれ、綺麗やと思わん?
でも、これが普通のトウモロコシやわね。
う゛・・。

じゃー作ってみて、と言いかけそうになったが、大人気ない話。
初級を卒業した者は、その程度のことで動じてはいけないのだ。

よし、忘れないうちに、もう1回。

数か月後を夢に見ながら、10ポット30粒の種を播いたのは、シトシトと雨が降る日曜の午後のことであった。


画像左:トウモロコシ(初収穫^^)
画像中:オクラ(そろそろかな〜w)
画像右:ハネジュー(諦めてたのに出来てた@@)

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家庭菜園してます。
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