2008/06/17 (火)
■出張
先週末、一部畑の畦を耕し大豆植付け場所としてみる。 大豆を畦で作ることは長年の念願で、やっと叶ったことになり、畑をする者として、ちょっと嬉しい気分。
植え場所が出来れば気になる大豆の発芽と生長。今朝もポット苗の状況を確認し、水遣りをどうしようかと悩む。 黒豆は8日に、白豆は10日にポット播きし、黒豆はかなりの本数が発芽している。
食用品として売られていた黒豆、光黒大豆の発芽率は予想より良く、80%程度。 反面、自家採種の白豆、あけぼの大豆の発芽率は悪く、70%まで満たない感じ。
真夏日の予報で水切れは要注意だが、やり過ぎもダメ。 気温や湿度が関係する発芽から双葉が開くまでの微妙な期間。 なんとも悩ましい。
昨年末、今年は久しぶりに黒豆でも作ってみようかとスーパーへ新豆の調査に出かける。 もう少し遅い時期、おせち料理に近い時期であったなら丹波黒豆が豊富にあったのだろうが、2種類の黒豆があったのみ。
1種類は丹波大黒。 粒は見るからに大きく、ものすごく立派。近くの畑でも時々見かける豆で、一度は作ってみたいと思っているが、あの酷い虫食いを見せられると、なぜか腰が引ける。 ほとんどが管理の問題であり品種ではないと解かってはいるのだが、手の掛からない物を好んでしまうのは週末農夫だからか。
そしてもう1種類が光黒大豆。 豆の大きさも1/3なら、1袋(200g?)¥980の大黒に比べて値段も1/3とリーズナブルな価格。 目新しさもあり、当然の如く菜園主の気持ちも傾き、購入する。
半年あまり種箱の中で保管し、やっと60粒あまりが日の目を見る。 食用品の黒豆、全てを播く事も出来ず余りはいつものように炊事場へ。
今年は、これ作るの? そう。 丹波の黒豆じゃないの? そう、種が高かったから止めたの。 これ豆が小さいんやけど。 たまには、そういうのも面白いかと思って。 ふーーん、小さいと鞘割するのが大変やと思うけど・・・。 あっ!
何日も何時間もかけて、僅か45株程のあけぼの大豆の鞘割をした昨年を思い出す。
寒く冷たい北風が吹き、かじかむ手を擦り合わせての作業。 せっかく作った豆、捨てる事も出来ず、もうしたくない、もう嫌だと何度思ったことか。
今の所順調そうな本数は、光黒大豆が50本、あけぼの大豆が40本。 もう少し発芽率が悪くても良かったかも・・・。
画像左:黒豆(光黒大豆、北海道産^^) 画像中:白豆(あけぼの大豆、自家製(><)) 画像右:今年の大豆、畑の畦に植え付け予定(ぎゃははは^□^)
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