2008/06/16 (月)
毎年ある梅雨の中休みというには長い晴天の期間。幸いにも週末にあたり、思う存分の畑作業が出来たことは言うまでもないこと。 ただ、ある一点を省けばという、条件付になってしまった。
雨の予想は全くない週末の土日。熱中症を心配する真夏の気温にはまだ早く、畑仕事にちょうど良い日より。 これなら早起きするまでもないだろうと、ゆっくりめの起床で第三畑に着いたのは、6時少し過ぎ。
週末、最初の作業はカボチャの定植から。 先週、石灰撒布からEMボカシ&発酵鶏糞の鋤きこみまでは終え、少量の配合肥料を加え畝作り。 8Lのジョーロ3杯分の水遣りをしてマルチを張る。
これで植付け準備は完了、実際の植え付けは夕方に予定。 引き続き第二畑に行き、今度はサツマイモ畝の準備。
玉葱の後に、やりゃーすか、昔からアカンとしたもんじゃわなー。 地主のオバアサンの声が聞こえてきそうな気がしたのは、また今年も玉葱後にサツマイモを植え付ける後ろめたさからだろう。
少量の石灰に牛糞堆肥、畝の下に藁を仕込んで土を盛り高畝にする。 8Lジョーロ2杯分の水遣り後にマルチ。
主な仕事が一段落すれば小休止。 近くの自販機に行くついでに、あちこちの畑をチェック。
もっとも目に付くのは、掘り返された土の上に並ぶジャガイモの葉っぱや茎。 今年は、どうなんかなー出来とったのかなーー、うちもそろそろ掘ってみようかな・・・。
地上部に出てる部分だけを見て、失敗だと解かるメークインを省き、その他のジャガイモの地上部はマズマズの予感がする。 もちろん掘ってみないことには解からない世界ではあるが、これくらいの生い茂り方なら悪くないと感じる。
ジャガ掘りゃーたか? いえ、まだ・・。 ええ感じやで、今年もよー出来とるやろ。 そうですかね・・・。 わしんとことは今年はしっぺいしたわ、霜でやられてまって、全然じゃったわ。
暇なのだろうか、ここんとこ用が無くても近寄って来る、金持ちA様。
今年は珍しい種類ばっかり作ったんで、ちょっと心配なんです。 でぇーじょうぶ、でぇーじょうぶ、こんだけ木がシッカリしとりゃーええわ。
金持ちA様の畑の腕は認めてないが、これだけ誉められれば、ついその気になるというもの。 人通りが少なくなった昼近く、ジャガイモを掘ることに。
先ずは1株しかなかったインカノメザメ。 すっごい美味しいと評判の芋、たまには家の者が驚くような顔を見てみたい。
期待と興奮を胸一杯にして、まだ枯れきってない茎を抜く。 スポン。あれ、なんか頼りない感じ。
予想より手ごたえが無い、根が深く強く張った感覚が、まるで伝わって来ない。 それならば仕方がないと端からスコップを入れる。
あれ?無いやん。 いくらなんでも中心から40cm近くも離れた場所からスコップ入れて芋が出てくるはずもない。 芋を切らないように注意深く、慎重に中心付近に近づきながら掘る。
コロコロコロ・・・。 おーーー!あれ・・・・小さ。
植え付けた種芋とほぼ同サイズの親指大の芋が数個、土の中から現れる。
こらこら恥かしがってないで、早くデッカイの出ておいでっちゅうの。もっと深くかな?それとも、こっち側かな? いつの間にかスコップは中心部分をはるかに通り越し、インカノ目覚めとは似ても似つかない丸い次の芋が、ゴロン。
うっそーーたったこれだけ?!プランターより少ないやん。
この結果に自分自身がどうしても許せなくなり予定に無かったメークインとトウヤも掘りあげる。 こっちも、あかんやん・・・。
期待したトウヤがダメとなると、色物以外はシンシアを残すだけ。 だが、どう見ても地上部ではトウヤに分があり期待薄といわざるを得ない。
意気消沈しながらシンシアも堀りあげることに。 あーーーっ!やった、まあまあやん、良かったよ〜。
ジャガイモ掘ってきたよ、どうよ見てよ。 ・・・・・、ふーん、今年って、あんまり出来んかったんやね。 えっ?!
シンシアの出来が素晴らしいと思えたのは、それ以外の芋の出来が悪過ぎたから。 第三者の目から見たら昨年以下だという。
がっくり。
画像左:植え付けたカボチャ2種、栗ゆたか&バターナッツ?(今度は頼むよ(><)) 画像中:シンシア(これくらいなら許せる範囲(^^)) 画像右:じゃがいも、トウヤの実(でか〜(@@))
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