2008/05/26 (月)
午後からの雨の予想に朝5時からの畑仕事を決意して床についた金曜の夜。仕事なら多少不安はあるが、畑仕事なら目覚ましなどなくても起きられる自信はある。
予定通り、5時少し前に目が覚める。 どんよりとした空気の中に、薄明るい景色。冬空のような雲に覆われた空には5月の青さはない。
どよどよどよーん。 スッキリとしない天気に気分も乗らず、もう少し寝てからにしようと二度寝。 その後、6時前と6時半、2回起きてはみたが、明るくならない外の景色に気分はまったく乗らず。 結局、7時近くになってから活動を始める。
先ずは、イチゴの収穫から。 1週間に一度の収穫では、腐り掛けた物など相当数の無駄な実が出るが、誰も収穫してくれないから止むを得ない。 毎朝とは言わないまでも週の途中に少しづつ収穫さえすれば良いのだが、それも面倒。
5月連休前、赤く成り出した頃は鳥達の突いた実も多く見られたが、食べるのに飽きたのだろうか、突つかれた実はもう見かけない。
このイチゴ、朝摘みと夕方摘みでは見かけは同じでも甘さに雲泥の差がある。 何時までが朝摘みというのかは知らないが、7時前後でも充分問題無い甘さで、一つ二つ摘んで食べても口を尖らせるような事はない。
古くさい金網の大き目のザル、いったい何個入るのだろうか、ほぼ一杯の収穫は今年3回目。 咲いてる花も随分と少なくなり、そろそろ終わりに近づいた模様。再来週くらいが限度だろう。
イチゴの収穫後は、雨が降り出す前に、どうしてもしておきたかった麦の撤収をする。 といっても量はかなり少なく、運ん太郎1車分にも満たず、少々寂しい感じ。
収穫時期がまったく解からなかった麦。全体的に黄色っぽくなり、倒れているものもある。 他所の畑をみると、とうに撤収してある畑もあれば真っ黄色になり、あちこちに倒れても、そのままにしてある畑もあり、様々。
先週の日曜、どうすれば良いのだろうと麦をマジマジと観察する。 倒れた麦の中に、穂先が妙に変形している物を見つける。 どうなってるんだろうと手で拾い上げてみると入ってる筈の穂に実が入っていない。
どうやらスズメがついばんだ模様。となれば、もう収穫しても良いのだろう。
麦穂がダメでも麦藁が敷き藁にも使えるだろうと思って播いた南部小麦。 脱穀もしてない状態だが、一応収穫できた、成功したことにしておく。
麦の撤収を兼ね、先週話題に上がった、島ラッキョを早採りしてみる。 葉付きラッキョにするには島ラッキョでは細すぎるような気もするが、あまり葉が太くては硬い可能性もあり、これくらいがエシャレットとしては良い感じかも。
どう?辛い? うーーーん、辛いような、辛くないような。 でも、これなら、生で食べられるちゃう? ほやね、でもこんなの作っとんたんやね。 そうそう、あっちの畑に少しだけだけど。 ふーーん。
辛口の味見係からも、ダメの一言がなく、これなら人にあげても問題はないだろう。
人に上げる場合は家で食べるのとは、やはり根本的に違う。 特に初めて作った物は、まず味見をしてからでなければ、なんとなく落ち着かない。
昼ピッタリに降り出した雨は、衰えもせず降り続く。 少しぬかるみ始めた夕暮れの畑に入り、約束のエシャレットを収穫し、いつもの居酒屋へ配達。 無意識に大きめなニンニクをオマケにつけていたのは、罪悪感からか。
雨に流されたとは思うが・・・・。
画像左:エシャレット(収穫しました^^) 画像中:ラッキョウ畝(中々、うみゃ〜) 画像右:成長不良メークイン(最低(><))
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