エシャレット
2008/05/22 (木)

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昨夜遅く、探検隊を連れ様子見に出かけた第二、第三畑。
酔い覚まし兼用の散歩で家の中には入らないまま行く事にした。かなり怪しい行動で1年に1回も無いこと、逆に疑われたのかもしれないと、少々反省。

第二畑、ハネジューメロンのビニルトンネルが強風に煽られたのだろう半分ほど、めくれあがっているのに気づく。
急ぎ家に帰り、移植ゴテを持参し補修作業。

いつもなら、畑の中に入れば、すごく叱られる探検隊も、なぜか勝手が違うと感じたのだろう、今日こそはと、あちこちの野菜の匂いを嗅ぎまくっている。
走ったお陰で酔いも少し覚めたが、まだ足らず、そのまま第三畑へと足を伸ばすことに。


お久しぶりですーー。
ホントやね、どうしとったの?出張でも行っとったの?
ええ、まあ、そんなとこです。

天気が良ければ気分も良い。初夏を感じれば生ビールを思い出す。
会社帰りに久しぶりに寄ったいつもの居酒屋。

常連さんが数人と見慣れぬ客も数人。

何か食べる?
う〜〜ん、どうしようかなぁ・・・。

家に帰れば晩御飯は有り、たくさん食べることはないが飲むばかりでは身体にも良くない。
毎回1、2品の肴は食べるのだが、なにぶん小さな居酒屋、長く通えば同じメニューは飽きてくる。

なんか、変わったもんないの・・・。
小さいながらネタケースもあり、何か珍しい物はないかと物色。

あら、エシャレットかなー、これ。
そうそう、食べる?
うん、食べてみよか。

赤味噌と一緒に皿に乗せられて出てきたエシャレット。
お世辞にも新鮮とは言いがたい葉っぱで、家庭菜園をしてる者としては一言、言わざるを得ない。

何ーー!これ、シオシオやんかー。
そう?そんなこと無いって、どこもそんなもんやから。
そうかなー?葉っぱがこれじゃー、葉付きラッキョというには悲しいやん、今度うちの持って来たるわ。
作っとるの?エシャレット?
エシャレットっていうか、ラッキョやけどね。

おめーさんも、おかしなこと言うなー、ラッキョとエシャレットは違うもんじゃわ、なーおい。
約1名の常連のジジイ。180坪の畑を借りてやっているとかで、何かと口を挟んでくる。

仕事を含め他のことなら忘れもしよう、だが畑に関する事は簡単には忘れはしない。

昔々、エシャレットについてインターネットで調べたことがあり、エシャロットというのは小さな玉葱のこと。
日本でいう一般的なエシャレットはラッキョの若採り、葉付きラッキョのことを差すのだと。

ラッキョと一緒のはずですけど・・・。
何言ってりゃーす、もうちょっと経てば、ちゃーんと○ーマで別々に種が売っとるでかんわ。

ったく、このそくジジイ。
賢明な畑をオタクを信じず、儲け主義のHCを信じるとは、なんという情けないヤツ。

何事も表面だけを見て判断する、真実が見えない軽い人間なのだろう。
老い先短い人生、お気の毒という他に掛ける言葉もない。

どっちでもええで、持って来て〜。
えっ?ん、解かったけど、うちのはラッキョウやでね、それで良ければ。
ええて、ええて、いつも美味しいから。

ええと言うのは妥協する、ということだろうか、やはりここの経営者も疑っているのだろう。

ラッキョじゃかんうぇー、ほんなもん違ううぇー。
独り言のように小さくつぶやく、老い先短しクソジジイ。

もっとハッキリ言ったらんかい。
そう思っては見るが、おとなしい菜園主には絶対に言えぬセリフ。


こらぁ!
そんな所にしたらエシャレットとして食べれんくなってまうやないか。

犬というのは、ホントに始末が悪い。どこでにでも、オ○ッコを掛けるという習性がある。
酔った勢いもあり探検隊にゲンコツが飛んだのは言うまでもないこと。

あれ、待てよ。
このラッキョを持って行くのも・・・・。

第三畑からの帰り道。
よくやったと探検隊の頭を撫でながらの帰宅であった。


画像左:シャドークインの花(初めて見た(@@))
画像中:スタールビーの花(予想通りv^^)
画像右:レタス・エムラップ231(ぐふふふ・・^^)

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家庭菜園してます。
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