第一畑の夏野菜
2008/05/21 (水)

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西北、ちょうど岐阜県と三重県の境にあたる方角だろうか、地平線ギリギリに薄い雲が見える。
空一面に広がる、青いドームの中で探した唯一の雲。

5月ならではの清々しい朝。
こんな日に遅くまで寝ていられるほど都会派ではなく、早々に畑のチェックに出かける。

先週試し採りしたソラマメは刃先にアブラムシが目立つようになり葉っぱの色もボンヤリと霞んできたような気がする。
そろそろ撤収の時期だとは思うが、中々大きくもならず下がってもない。
今年のソラマメは、今一の出来に終わりそうな予感。

ナス、ピーマンなどの風除け兼保温のアンドンは先週撤収済み、まだ寒かったのだろうか成長が悪い。
例年なら6月1週あたりに初収穫となるが、今年はかなり遅れそうな感じで2週目も危ないかもしれない。

早々とネット張りしたキュウリは5関節を超え、数個の雌花が咲き出した。
サラダカボチャのコリンキーと同じく雄花がないのが気になるが、受粉しなくてもキュウリは大きくなってくれるだろうと期待。
今週末あたりには株元のワキ芽を欠こうかとも思うが、いつものごとく放任になる可能性大。

1回目に植えたトマト、早い物は第三段に花芽が見える。一段目に小さな実もつけだし、不明だった品種がハッキリするのも時間の問題だろう。
葉っぱはカビだろうか霜焼けだろうか、こげ茶色の筋や転々が至る所にあり、なんとなく不気味な雰囲気。

先週、植付けたゴーヤはまだビニルトンネルの中。
根きり虫の被害にもあってなく、まずまずご機嫌の様子。今週末は雨模様の予報、ネット張りは再来週になりそうだが、なんとか持ちこたえて欲しいものだ。

種袋にプリットしたインゲンなどと、小生意気な名前をつけた丸鞘のインゲンは今年初めてのチャレンジ。
名前だけで、オタクをそそのかした罪は大きい。
これでプリットして無かったら、即刻撤収して堆肥置き場行きにしてやらなければ気が治まらない。

DNAは正直物、古くからの教え通り下から上に時計回りに支柱に絡みだしたツル。数えてみると成長が良い物は5回転を超えだした。

黒豆の枝豆は本葉が4〜6枚くらいまで成長、6枚になった物だけ摘心してみる。

トウモロコシのピーター610は、やっとオス穂が見え出した。まだ緑色した穂に花はなく、メス穂らしき物も全く見えず。
いつもより随分と早く種蒔きをしてみたが虫害はどうだろうか。
暖かい時期とは違い長い時間を費やし、やっとここまで育ったのだから、やはり殺虫剤を買い使ったほうが良いのだろうか。
悩んではいるが、結局このまま、成り行きに任すことになるのが、うちの菜園。

畑の隅、いま最も元気なのがコリンキー。
ツルボケにならぬようにと肥料も少な目にしたつもりが、大きな葉っぱは数え切れないほどの枚数。

もう半月以上前から、日々咲きまくる雌花。
あまりの大きさと数、派手さに圧倒され萎縮してしまったのだろうか、未だに出てこぬ雄花達。

受粉されぬまま、その日のうちに萎れていく雌花。
派手なゆえ、その様はあまりにも悲しい。


画像左:いちご(朝採りは、うみゃぁ〜^^)
画像中:麦(そろそろ収穫時期かな(¨))
画像右:落花生植付け(鳥に食べられませんように(><))

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家庭菜園してます。
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