2008/04/22 (火)
最高気温が25℃を超えたという、体感的にはまだそんな感じはせず、やっと暖かくなったな、という程度だろうか。 昨日の朝、数値の割に寒さを感じハウスモドキの扉をやや狭目にして家を出たのが気にかかり、即行で帰宅する。
まだ冬の寒さが残っていた1ヶ月前、ハウスモドキの扉をピッシリと閉めた為に苗が萎びてしまった苦い経験を思い出す。
おーー大丈夫だったやん。 さして明るい場所ではないものの、苗が元気か萎びているかの判断くらいは充分につく。 ポットの土の湿り具合は指先で確認してみる。
あら、あんまりり乾いてないやん、変やなー25℃ならもう少し乾いても良いのに。 あっ!そうか!
なぜ?どうして?といつも考えるのは職業柄。 このハウスモドキ、大工の源さんが作った訳でもなく、さして高級素材で作ったわけでもない。 すきま風、雨漏りはもちろん、防温は最低レベルという自慢の一品。
昼間、風が強かったんやわ・・。 あっ!
ひとつの事柄をキッカケに次のことが思い浮かぶのは仕事柄ではなく生まれつきのこと。 月明かりもない暗い夜道、遠くの外灯の明かりを頼りに必死で走った第二畑までの50mほどの道のり。
あちゃ〜やっぱり。 案の定、予想した通りにハネジューメロンに被せてあったビニールは全てめくれ、悲惨な状態。 よくよく見ると端の1本の苗が折れかかっているのも解かる。
くっそーー! 時刻は夜の8時、深夜ではないがこの時間帯に畑でごそごそしている人は、普通いない。 とりあえずビニールを被せ、裾に少量の土を乗せ応急処置。しっかりとした手当ては明朝に行う事に。
全部の苗がダメになってないようにと祈りながら一夜が明ける。 朝の支度もほどほどに第二畑へと向かう。
先ずは、どうしてめくれてしまったのか、原因を考えなくては恒久的な対策は出来ないというもの。
あちこちの角度から状況を観察し、やっと出た結論は、温度の上がり過ぎを防ぐ為に置いた一束の藁が原因だったようだ。 そこから風が吹き込み、裾に乗せてあった土を序々に落とし、全てがめくれ上がってしまったのではないだろうか。
といって、完全密封してしまっては25℃を超える気温の中、萎びてしまうことも予想される。 やっぱり穴明きのビニールでないとダメかな・・・。
穴明きでないビニールに、わざと穴を明けるのはケチな菜園主には到底絶えられそうにはない。 かといって他に方法もなく、もう1回めくれあがったらマルチカッターで穴を開けようと決め、植え付けた当初と同じ方法で復旧する。
穏やかだった午前も過ぎ、また木々の細い枝がザワザワと揺れだした午後。 大丈夫かなぁ・・・・。
画像左:無鉄砲ユリの発芽と発芽しないミョウガ畝(どうなってんねん@@)) 画像中:巻いてきたレタス&1本歯抜けの畝(悔しい〜(T_T)) 画像右:金時草植付け(早く食べてみたい^^)
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