消えた長芋
2008/03/06 (木)

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気象庁から桜の開花予想が発表された翌日、皮肉にも霜がビッシリと降り、薄氷も張るという寒い朝となった。
三寒四温というには気温が低すぎる、三冷四温というのが相応しいのかもしれない、などとくだらないことを思う。
今晩は、またまた雪が降るという予想までつき、桜と言われても花見の気分すら湧かない。

開花予想日は平年並みの3月29日。
気象庁以外でも予想が報じられ28日という発表。

この地域に長年住み着き、統計は取ってないものの肌で感じる開花予想とは若干違うような気がする。
ズバリ言って31日。

今現在、やっと梅が満開を迎えたばかり、土筆も雑草の青い芽も出てない道端や堤防の斜面。
この感じでは、今月末か遅ければ来月の初めだろう。

専門の知識も無ければ仕事でもない田舎の菜園主の予想が、プロの予報屋さんに勝ったら、ちょっと面白いかもしれない。

昨日の朝見つけた、萎れたトウガラシの苗は家の中の発芽ケースの中で元気を取り戻し、小さな本葉も見え始めた。
この気温で戻したら、また危なそうな感じ。この状態のまま、週末まで過保護にしておくつもり。

あれ?なんか変やん、あれーーー、本数が・・・。

先週の日曜に掘り上げた長芋。
食用と種用にまとめ、親芋から切り取った芋の切り口を乾燥させる為に、軒下にまとめて置いておいた。
ムカゴから育てたものが10本、親芋の頭を切りとったものが6本、合わせて15,6本の種芋の数が減っているのに気が付く。

あのさぁーーここにあった芋ってどうした?
えっ?!食べたり、あげたりしたけど・・。
うっそぉ〜これって今年の種なんやけど。
あら、そうだったの、必要な物は片付けといてもらわんと解からんから。

ぐわぁ・・・・。
なんちゅうワガママなヤツだ。

食べたり、あげたりするなら、こっちに太いのがあるやん。
いっつも小さいのから食べろって言うがね。

我の耳を疑ったのは、いつ以来のことだろうか。
昔々、畑をやりだして間もない頃の話。
ジャガイモや里芋の初収穫に喜び、小さなも物でも食べれるからと言って家に持ち帰った覚えがある。

はぁ〜ん、そんな、どちぃーちゃなもん、皮剥くのがめんどうやで要らん。
でも・・・せっかく採れたんやから・・・。
じゃー自分で剥きゃー、それなら食べるで。

それ以来、小さな芋は全て畑の隅に捨て、持ち帰ったことはない。
言った本人でさえ忘れていたようなことを、今更どうして思い出したのだろうか。
それも長芋という特殊な物に対して。

来年の秋が期待できそうな大きな太いムカゴからの種芋はなくなり、見るからに頼り無さそうな物ばかりが残った種芋。

はぁ・・・ぁ・・・。
どうしたの?そんなもん、食べてまったんやから仕方がないがね。

仕方がないというのは、こっちのセリフだっちゅうの。

そんなもん、ええから、今年はジャガイモ作って、いい?頼むね。

またかよ。


画像左:紅ぞめネギ(発芽しました^^)
画像中:トマト苗ポット上げ(ちぃーさぁー(><))
画像右:在りし日の長芋(あっ!○−さん、こんち(^^ゞ)

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家庭菜園してます。
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