はるか昔、小学校の運動会の前日というには記憶が古すぎる。
ゴルフが絶好調だった頃のコンペの前日だったのか、それとも初めてデートという照れくさい事を約束した時以来だったのか。
これほどウキウキした気分になったのは近頃にはない体験。

何度も何度も天気予報を確認した金曜の夜。明日からの作業予定を考えると中々寝付けないまま、１時間あまりは寝返りを繰り返す。
やっと寝付いたような気はしたが、目覚まし時計を見ると午前３時半。

窓の外は暗く冷たい冬の闇が広がるばかり。
日付が変わって、紛れも無い土曜日ではあるが、まさかこんな時間から活動は出来ない。
結局、朝までの何時間もの間、ウトウト、ゴロゴロを繰り返す試練の夜となってしまった。

時計の針が７時キッカリを指したことを見計らい起床。

うわっ寒っ！
昨夜からの予報とは違い、薄日らしきものもない、一面の曇り空。
遠く西の空には、濁った灰色の雲が広がり、今にも押し寄せてきそうな勢い。

なにー、これ。
全然予報と違うやん、シュン。

あまりの期待外れに怒る元気すらなし。
この寒さと天候では畑仕事は無理、しかたなく種蒔きや花苗の植え替えから始めるが、ちっとも気分が乗らず。

９時を過ぎた頃から悪い予想が当たり雨も降り出す。雨が止んで薄日が差した午後も北西の冷たい風が強く吹き荒れ、戸外での作業もままならない。

この分じゃー明日も期待できないかも・・・。
土曜の天気に意気消沈して眠りにつく。

朝６時、どうのこうのと言いながら普段より早起きしてしまったのは菜園主としての自覚からだろうか。
気温は低いが、明らかに昨日とは違う穏やかな暖かさを感じる。

３ヶ月振りに持ち出した鍬とスコップ、朝ご飯も早々に７時半から第三畑で作業を開始。
この冬、検討に検討を重ねた雑草堆肥場の移動という大仕事から着手する。

昨年の夏から仕込み始めた雑草堆肥。
上部の未熟な部分は新しい場所に積み込み直し、下部の熟した部分を畑に鋤きこむ。

雑草堆肥場だった所はキャベツ＆干しネギの跡地に加え、ジャガイモ用地にする予定。
４．６ｍ＊３．２ｍ＝約４．４坪

４Ｋの種ジャガなら６０個前後の数量になる。
株間を３５ｃｍとれば５畝必要となり畝幅は６０ｃｍ強。

あちこちの日記で８０ｃｍの畝幅を見たような記憶があり、なんとなく後ろめたいような感じもするが、そんなに狭いとは思えず。

朝から晩まで３０分足らずの昼食時間以外は、第二第三畑を行ったり来たり。
今年初めての充実した１日が終わった。


画像左：大根間引き（葉っぱがシナシナなんですけど（＞＜））
画像中：えんどう藁吊り（花は〜まだです（××））
画像右：ソラマメ（寒いから〜こんなもんじゃろ＾＾）