2008/02/13 (水)
昨日の昼休み、気分を晴らす為に購入したジュリアンとポリアンサ。 花を楽しむという心はまだ持ち合わせていない野菜オタクの目的は、ズバリ今年の冬用。
プリムラ・ジュリアン、プリムラ・ポリアンサをインターネットで調べると、種の播き時はやはり5月〜6月頃。 ただし暖地では夏越しが難しく、秋に苗を購入したほうが良いと、どこを見ても書いてある。
種を播かなくても、夏越しさえ上手くできれば9月10月に株分けもできるとも書いてあり、一年草ではないことが解かる。 発芽したての苗、冬を越した成熟苗、どちらが夏に弱いかは常識的に理解できる。
大阪と1、2を争う愛知の夏の気温。大阪に負けることはない蒸し暑さ。 冬越しした大きな苗を、この地域で夏越しをしようなどとは、やはり身のほど知らずというべきなのかもしれない。
冬越しした苗の夏越しが無理となれば、種を播く以外になく、この苗を利用して種取りにチャレンジ。
ミツバチもチョウチョも飛ばないこの時期から始めるとすれば人口受粉。 早速、綿棒を用意して花をチェック。
あれ?あら?どこ? 中心からニョッキリと出ているのはどうみても雌しべ、だとすれば雄しべは、その周りにあるはず。
うん?どこ?あら? いくら目を細めようが雄しべらしき物が見当たらない。
買って来た7種類全ての花を見回してみたが、ほぼ似たような花の中心部。 見えないんじゃ、受粉させられないやん・・・。 どうしよう・・・。
このまま素直に諦めてしまっては、苗を買った意味がなくなる。 平凡な花好きのオジサンで終わってしまってはいけない。 菜園オタクの意地があり、精一杯思考を働かせてみると、良い案が浮かんで来るから不思議。
昔々、ペピーノに一度だけ使ったトマトトーンがあったはずだと、薄暗い菜園倉庫を家捜し。
あった、あった、これこれこれ。 製造年月日は恥ずかしくて書けないほどだが、蒸発もせずプラスチック瓶の中に残っている液体。 効力が薄れているかもしれず、少し濃い目に希釈し、いざ霧吹き作業。
シュ♪シュ♪シューーーー♪ よしよし、これで何週間が過ぎれば、花が落ち真ん中にポコンとした実が見えてくるはず。
期待に胸膨らませ雨の当たらない、ひさしの下に苗を置く。 週末の休みには鉢に植え替えることにしよう。
7種類が全て交配したとしたら、交配しない原種も含め、7+6+5+4+3+2+1。 全部で28種類になる。 ぎゃはははははは・・・・・・。
あれ、そういえば〜トマトトーンの受粉で交配するのかな? 週末、明るい太陽の下でもう一度チャレンジあるのみ。
画像左:ジュリ、ポリ(雌しべはクッキリと^^) 画像中:ジュリ、ポリ(どれが雄しべやねん(><))
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