保存法
2008/01/14 (月)

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去年の夏の終わり、気合を入れて植えた秋ジャガ。
3年以上、春夏を通して使ってきた種芋を止め、3kを新規購入して植付けた。

途中までは全てに順調だったが、気がつくと葉っぱが虫食いにあい無残な姿に。
3.5畝に植えたジャガイモの2/3は虫に食われ葉っぱが無くなってしまうという前代未聞の結果になってしまった。

どうしやーた、こんなに食われてまって。
いや、初めてなんで、よーわからんのです。
ほーじゃわなーこんなふうになったのは見たことねーわ。

気温も低くなり、どこの畑でも収穫が始った11月末。
葉っぱが無ければ、これ以上大きくなる可能性は無く、諦めの境地で1畝分掘りあげる。

あら・・・やっぱり小さい。
葉っぱは虫に食われたが芋は綺麗な状態で問題はなさそう、だが予想通り芋が小さい。

もう嫌だ、掘りたくない、このまま年越し。
植え付ける前に期待を掛ければ掛けるほど、期待外れになった時のショックは大きいもの。

どうじゃった、できとったけぇー。
ダメです、全然ダメです。
めぇー年、ええふにはいかんじゃわ、またれぇー年がんばりゃええ。

近所の知り合いのオジサン達ほど、悟りもしてなければ人間も出来てない菜園主。
毎回が、それなりの成功でなければ悔やんでも悔やみきれない、往生際の悪さは折り紙付きなのである。

虫食ってなかったとこ掘ろ、虫食ってたとこは来年の種にしよ。
枯れた茎だけが悲しげに広がっているジャガイモの畝を見ると、未だに悔しさが込み上げてくる。

霜に焼けてる予感もするが、このまま放置も出来ない。
ダメ元で、日曜の昼近くに掘ってみることに。

あら、あら、あら、良いやん、まずまずやん。
虫食いが無かった場所の芋は、納得のいく大きさ。霜に焼けるとこもなく、少し黄味がかかった綺麗な柔肌のジャガイモがゴロゴロと出てくる。

いつも通りの時期、11月末に収穫したジャガイモの中の小さめの芋は来年の種用にと籾殻の中に入れ保存してある。
時々、腐ってないか干からびてないかチェックをしているのだが、どう見ても今ここにある、この芋のほうが新鮮そのもの。

来年から土の中で保存しようかな。
思わぬ経験に、不作だった後悔も忘れ、今年は良い事がありそうな予感。


画像左:ペニークリーム開花^^
画像中:大根播き(寒波が来てる(><))
画像右:白菜、レタス播き(発芽して欲しいよ〜(´`))

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家庭菜園してます。
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