仕事収め
2007/12/28 (金)

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今年、最後の仕事日。
民間企業であり景気の好不調に左右はされるが、病気も怪我もなく無事に一年を過ごせたことが一番良かったと自分自身で納得しつつ家を出る。

薄暗い空からポツポツと降る雨に、朝から気分は今ひとつ盛り上がらない出勤途中。
いつもと同じ時間に家を出たが道路の混雑がまるでなく予想以上に早い、大手は既に休みなのだろう。

ここ数年前から、最終日も普段と変わらぬ業務日となってしまった我が社。
どうも年末という意識が湧いてこない。

昔は良かったなぁ〜。
そうですね、昼頃まで残務して午後は片付け、3時くらいからは一杯やってましたから。
そうそう、なんか年末らしねぇーは、これじゃー。

昼を食べながら昔を部長と語り合ってみるが、今更どうにもならないこと。

最終日のミニ宴会だけに限らず、数年前から忘年会や新年会も、ほとんどの部署で行われなくなった。
もちろん菜園主が所属する部署も、例に漏れず忘年会はなし。

出張者が多くメンバーが揃わないという大きな理由もあるが、やはりノンアルコールで宴会は出来ない。


ーーーー数年前の忘年会での出来事ーーーー

おー早よ行くぞ、予約したるで、時間制限やで。
そやそや、早よ行って飲もめぇ〜。

20人足らずの少人数で予約した店は、日頃から会社の連中が良く使う居酒屋で、違う部署の宴会とバッテングすることもちょくちょく。

すいませ〜ん、予約した者ですがー。
あー、そこの場所です。

無愛想な店員に反して価格破壊のこの店、我々のような人種にはもってこいの店。
少々の味には拘らない、速さと量、そして値段が決めて。

さぁー飲むか。
あれ?なんやねんこれ?
おおーーーなんじゃこれ!
すいません、これなんでしょう?こんなん頼んでないんやけど・・・。
あーすいません、先ほど会社から電話があってノンアルコールを出してくれと言われまして。

唖然とするとは、まさしくこういう時に使う言葉。
先に乗り込んだ数人は言葉を失い、ただ呆然とするのみ。

おー待っとってくれたんかー、さぁー初めよか。
あの・・・実は・・カクカクシカジカで・・・。
はっ?うそ?マジ?
これ・・・。

そういって手渡されたのは紛れも無くノンアルコールビール。
ほんなバカな。

開始時間も迫り、続々と集まる誰もが言葉を失ったのは言うまでもないこと。
初めての居酒屋なら、無理も聞くだろうが会社の行きつけであれば我々の申し出が通るはずも無い。

翌日、この噂が社内を飛び交い、それ以後宴会という言葉を社内で聞く事は一度もなかった。
タクシー費用が宴会費用の数倍も必要となるであろう田舎の会社では無理も無いこと。


昨日の朝刊の1面、飲酒運転による交通事故がルール改正の効果により激減。
との見出しを見つける。

全国でもワースト1、2位を争う愛知県。
悲惨な事故が減少したことは非常に喜ばしい限り。

ただ、古き良き日本の風習と引き換えでは悲しすぎる。
と思う田舎の菜園主であった。


画像左:イオナ(デカイ花びら、書初めを思い出した(><))
画像中:大豆(年内に鞘割ができるかな〜(´`))
画像右:野沢菜(漬かり方がバラバラ、なぜに?)

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家庭菜園してます。
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