2007/11/29 (木)
火曜から続く曇り空、もう4日目になるが今日も太陽は望めそうにないのだろうか。 通勤途中の町並木は赤や黄色に変わり、吹き溜まりには枯れ葉の大きな山が現れ始めた。
木々も葉を落とし越冬の準備に入ったのだろう。 冬は間近い。
おーじいも、どうしたじゃ。 芋茎を切って土だけ被せましたけど。 わしんどこのは、出来とらんじゃろなー。 え?あはははは・・・。
腰が痛いと中々出てこなかったが久しぶりに第一畑に現れる。 痛いだろう腰を屈め必死に玉葱畝をチェックしているところをみると、自分が植えた玉葱苗と比べているのは間違いなさそう。
今年は焼けてまったでかんうぇー。 あははは・・・。 こんだけ暑ては、じいもはできんうぇー。
今年はと言われても出来てないのは毎年のこと。まともな里芋が出来たのを見たことは一度もない。 里芋だけではなくジャガイモですら、誰かが見ている時に掘る事はなく、ひとりヒッソリと掘るのが好きなのだろう。
畝が小さいのかもしれんですねー。 畝じゃと?なんでじゃ、あんなもんじゃろ。 もう少し土寄せをしないと、大きくなれないような気がするんですけど。 根も見えとーせんし、そーもよけ土ばっか被せなかんけぇー。
芋が土からはみ出すことは良くあるが、根が土からニョキニョキと出てくるなど聞いたこともない。 土から出てきたのであれば根とは言わないはず。
畑の横に山に積んである土を入れてみたらどうかなー。 あれはいかんうぇー、あれはなんぞの時に使わなかんやつじゃわ。 あー、畑以外に使うんですか? はた、いげぇーにどこに使うじゃ、畑につかうじやわ。 なんぞの時って・・。 ほんなもん、なにがあるか解からんじゃろ。
畑の隅、直径は2m、高さは1.5m程の円錐状に積まれた土の山。 青色のビニールシートを被せ、そのシートが飛ばされないよう網状のネットをするという、念には念をいれた保管の仕方。
近くの畑を潰して家を建てると聞き、2軒から譲って頂いた土。 何年も畑の土として活躍し、そのままでも充分に野菜は育てられる。
許されるなら円錐状の頂点にゴボウや長芋でも植えたい気になってくる。
でも、せっかくあるんだから使ったほうが良いような・・。 使ってまって、なんかあったらどうするじゃ。 はぁ・・・。
昔の人は、なんでも仕舞っとくの。要らんこと言わんで、ええって。 横から助言が入り、それ以上は何も言えず。
何年も里芋が出来ない今、使う時期だと思うのは若いからだろうか・・・。
画像左:ムーラン(差し上げた分、良い感じやん^^) 画像中:復活した死に地
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