2007/11/14 (水)
土曜。 いつ降りだしてもおかしくない空模様に怯えながら、第三畑のサツマイモの撤収から始める。 今日、なんとしても、ここを空けなければ晩生玉葱の植付けが出来ない。
第一ドームの玉葱は発育が良く、例年の太さをはるかに超えているものも見受けられ、急がなければならない。 とりあえず収穫し1週間後の植付けも考えたが、一度決めたらしなければ気が済まない性格。
ツルは切り取り雑草堆肥場所に山積み。マルチは玉葱に流用することにし丁寧に外す。 掘りあげたサツマイモ、2畝分にしては少ない収穫だったが、自転車に乗せて何度も運ぶのも面倒。先週、先々週に掘りあげた物も、庭先に無造作に置かれたまま。
また採って来て! 要る時に取るからって言ってるやん。
そう怒られるのも、かなわない。 といって、このまま畑に放置することも出来ず、知り合いにメール。
欲しい、今日中に行きます、という返信で決着。 全てを貰って頂く事に。
途中、大豆の撤収を挟み、耕しから石灰、牛糞、肥料の鋤きこみ、畝作りまでを一挙に行う。 時間があれば使ってみたかった鍬次郎も結局使えず、菜園主の手作業となる。
ホントは1週間くらい待ちたいんだけどなーー。
苦土石灰といえど1週間は置いてから植え付けるのが常道。 毎年そう思いながらも、何本かの畝は計画どおりに出来ず。いつも、やっつけ仕事になるのが嘆かわしい。
畝作りが終わればマルチ掛け。 2枚はサツマイモに使用した、お古を。もう1枚は、おNewを使うことに。
そして今年は白菜にも使った新聞マルチも兼用する。
がんばりゃーすなー。 身体壊さんように、しやーよ。
第三畑の隣のオジサン。 マルチに新聞とは珍しい方法だと、しばらく談笑。 無駄な時間だったと心の中で呟きながらも、引き続き作業を進める。
ん、誰、どこの人?
畑の入り口に立ち止まり、ずっとこちらを見ているオバアサンが一人。 外国の室内犬だろう、胴に比較して足が極端に短い犬を連れて、身動きもせずこちらを凝視。
忙しいのに、なんやねん、早く帰ってよ・・。 それでも近所の人ならばと、軽く会釈をすると堰を切ったように話をしだす。
それ、どうしやーすの、新聞みてーなもんやねー。 話し掛けられては無視もできず、またまた新聞マルチについて、少々説明。
ふーー、やっとお帰りになったやん。 もう〜誰も来んといてーよ、時間無いんやから・・。
2畝分のマルチ張りが終わった頃、天候が良くなったからだろうか、続と続と来る近所の見知らぬ人達。
こりゃー玉葱植えるじゃかー。 はい・・・。 こんなもん引いてまって、どうするじゃー。 え、試しに・・・。
その後も肥料は?水は?収穫は?と入れ替わり立ち代りの質問攻め。
もうダメ、こんなことしてたら出来ん、もう知らん。 後は何を聞かれても生半可の返事。 それが良かったのか、引き上げた畑のヤジウマ調査隊。
早くせんと暗くなってまうよーー。 怒り顔半分、泣き顔半分で怒涛のようにマルチ張りに精をだす。
遅くなりましたー、お芋頂きに来ました〜。 うそーもう来たの!なんでよーー。 えっ?!ごめんなさい、じゃー後から・・・。 あっ、ごめん、すぐに用意するから、ごめんごめん。
おとなしい菜園主、年に一度二度あるか無いかの出来事。 ホントに、ごめんなさい。
画像左:イオナ咲きました〜^^(すんごくシック、大人の感じがする〜) 画像中:植付けられなかった玉葱苗(><)
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