2007/10/04 (木)
今年の大根は、YRくらま、おろし、桜島の3種類。種が余っていたこともあり、去年と全く同じ顔ぶれとなった。 そして成長具合いも去年と変わらない。
YRくらまは全ての大根が、ほぼ同じような速度で大きくなりつつあり、相変わらず順調。 桜島も本葉が出揃い、今週末あたりには間引きし、1本立ちさせられる頃。
問題があるのは、おろし。 去年同様、発育不良の物あり成長が不揃いな物ありと、同じ時期に播いたとは思えないほどバラバラ。
カタログ上ではYRくらまより成長日数は長く、見劣りするのは構わないのだが、バラツキがあるのは、いかがなものか。
大根のみならず、野菜には昔ながらの物、新しく交配された物、作り易い物、難い物など、たくさんの品種がある。 毎回、作り易い物ばかりを播き、それで満足できるのなら良いが、拘りたくなるのが趣味の菜園。 だが僅か30本足らずの大根で、欠株や成長不良が出ては、あまりに悲しい。 日頃から何とかならないかと考えた挙句、出した結論が大根のポット播き。
昔々から大根などの直根性は不向きとされてきたポット播き。 まず第一に根の深さから解消すべく案を練る。
真っ直ぐに長く伸びる根を考慮し、ソフトクリームのコーンのようなポット形状を用いてみたい。太さはそれほど必要とせず、長さは最低でも20cm。25cmほどがベストだろうか。 長い分、細くし、用土の量は変えないのがミソ。 持ち運びに便利なように、3*3の一体型が良いのかも。
ポット形状が決まれば次に培養土。 直根から延びる産毛のような根は切れやすく、また細い。土の塊があれば又根の原因にもなるというもの。 そして最も重要なのがポット上げした時に、寝土が崩れてしまうこと。 土が崩れてしまえば根が切れる、そうなれば成長どころの話ではなく枯れ死も考えられる。
産毛のような根に土を保持する力など、到底期待はできない。 となれば軽くて保水力があり、各々が絡みついたピートモスが主体の培養土を使う以外になさそう。 だがそれだけで上手くいけば、とうの昔に誰かが作ったはず。
有害でなく粘着力のあるもの、そして野菜に優しいもの・・・。 3秒ほど考えてでた結論は、今は見なくなった、障子の張り替え用の洗濯のり。
これを10倍程度に薄め、ピートモス主体の培養土に混ぜあわせる。 この用土だけでも充分、根土が崩れない程度にはなるはず。 それに、1000倍液肥、希釈な成長剤、オ○トランをパッパと振りかけて、混ぜ合わせれば、完璧な大根用培養土の完成となる。
その土に播けば・・・。 今年は既に期限切れ、来年チャレンジしてみよう。
ぎゃはははは・・・・。 アホちゃう、バーカバカ、何考えとるん、恥ずかしいわ、こんな日記消したらどう・・・・。
などという叱咤激励は覚悟の上。 かの有名なエジソンでさえ、当時は奇人変人扱いされたのだから・・・。
画像左:プランター大豆(ひぃ〜ふぅ〜みぃ〜よぉ・・・あちゃ20個足らず、負けた(><)) 画像中:鉢上げした葉牡丹
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