野沢菜
2007/09/27 (木)

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日増しに大きくなって来たレタスと野沢菜。気温が高い日など朝一回の水遣りを忘れると、帰宅した頃にはシナシナ状態。
そもそも天気予報を信じたことが悪いのだろうが、曇りではなく雨の予報では水遣りも控えたくなるというもの。

レタス、水菜定植予定地は9月の2週に完成済み。新聞マルチに黒マルチという最新の装備で、仕込んだ有機肥料も、そろそろ効き出す頃。
野沢菜予定地も先週、畝立て済みで、こちらはマルチはせず。
低い気温と冷たい霜にさらされ、美味しくなるという信州効果を期待してのこと。

霜効果は野沢菜のみならず、小松菜、正月菜、ホウレン草などにも言えること。
当然マルチ無し農法、とカッコイイ理由をつけても知る人が読めば手抜き農法に他ならず。

昨年の秋、ミズ菜に良く似た京野菜の部類に入るらしい壬生菜を作ってみた。

葉っぱの形こそ違え、株の大きさなど、かなりの点で類似した野菜。
これなら、ほぼミズ菜と同等、鍋にもサラダにもいけるだろうと目論んで、まずはサラダから試食。

・・・・・。
残念ながら期待はずれ、それなら鍋に。

・・・・・。
決して不味くはないものの、完全に脇役。これならミズ菜となんら変わりも無く、サラダにも使えるミズ菜の方が断然勝る。

1回や2回の収穫で減りもせず増えるばかり。何か他に食べる方法はないかと探し当てたのが漬物。
どうやら、こっちが京野菜としての本当の使い道らしい。

真っ青な葉っぱの色と冷たさが、真っ白な炊きたてご飯に良く似合う。
ボリュームたっぷりの冬の食卓、箸休めにもってこいの漬物。
癖も無くパリパリと歯ごたえがある食感がたまらない。腹いっぱい食べた筈なのに、もう一杯お代わりしたくなる。

漬ける時間も方法も家庭レベルで充分、中々いける漬物が完成した。

これ上手いけど、なんか物足らんねー。
そう?
野沢菜くらい、ボリュームが合ったほうが良いと思うんだけど・・。

その一言が発端で、今年は野沢菜を作る事に。

こりゃーなんえー。
野沢菜です。
ふんなもん信州しかできんじゃろ。

野沢菜漬けと言えば信州、誰もが知ってるメジャーな一品。
だからと言って信州だけにしか出来ないと決め付けるのは、なんという頭の固さ。

なんぞ葉っぱねぇーけー。
どんなのが・・・。
なんでもええじゃわ、葉っぱもんなら。
正月菜は早いし、ホウレン草はどうです。
あかんうぇー、わしんとこの土にあっとらんでかんうぇー。
じゃー小松菜はどうです。
虫食うじゃろ。
多少は・・・。
虫食わんヤツねーけ。

あれはダメ、これはダメ、では手の打ちようがない。

これはなんじぇー、この葉っぱは。
えっ!これですか、これはチンゲンサイですけど・・・。
ほーけ、これにするうぇ、これでええうぇ。
でも、これ中国野菜ですし虫も食いますけど。
ほんなこと言っとたら、なんもできんじゃろ。

信州はダメ、中国は良いとは、なんちゅうーこと。
植付け予定のチンゲンサイ、半分貰われることになった。


画像中:みず菜発芽v(^^

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家庭菜園してます。
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