2007/09/25 (火)
キャベツのようでキャベツで無く、蕪のようで蕪ではない。 ここら辺の畑では、一度も見たことが無いコールラビ。スーパーの野菜売り場に並んでいた記憶もない。 HCや種苗店に苗が売られていることも無い。
かと言って、種は普通に売られているのだから、自然淘汰されるような物でもなさそうな気がする。 美味しくない、料理法が少ない、栄養が少ない、見栄えが悪い。色々と考えられはするが、一般受けしない野菜の一言に尽きるのかも。
その一般的でないコールラビ、今年初めてのチャレンジ。
おーそのキャベツはどこに植えるじゃ。 玄関横に並べてある苗を見ては、いつも聞いてくる畑のオジサン。
いや、これはキャベツじゃーないんです。 なんじゃーブロコリけー。 いや、ブロッコリーでもなくて・・。 キャベツでもブロコリでも無けりゃー、カリフラけー。 えーーっと・・・。
どこも作ってない野菜、珍しい野菜を作るのは中々楽しいもの。ただ聞き慣れないカタカナの野菜はこういう時に困る。 種を播いた本人でさえ、カタログや種袋の写真を見た程度の知識、上手く説明など出来ようはずがない。
キャベツの種類ですけど、蕪みたいになるんです。 言ってる本人もアヤフヤなら聞いてるオジサンは、もっとアヤフヤ。ニカっと笑ってはいるが、次の言葉を待ち構えている雰囲気。
えーーと。 蕪みたいになって、そこから葉っぱがウサギの耳みたいに出るんです。 名前はコールラビっていって・・。
なにするヤツじゃ?なんて言うヤツじゃ?どんなふうになるじゃ?どうやって食うじゃ? 5W1Hならぬ、詳しく聞くときは2N2Dが、この地方のしきたり。
なんちゃーウサギの餌けぇー。 えっーー!違いますって、人間が食べるヤツ。
食ったことあるんけー。 いや、初めてなんで無いですけど、ブロッコリーの茎みたいなもんじゃないかと。 ほんならブロコリ作りゃ世話ねーじゃわ、両方食えるじゃねーか。
あり?そう言われてみれば・・・。
画像左:コールラビ(小さいのに、なんとなくそれらしくなってきた^^)
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