2007/09/19 (水)
種を播いた後に降った先週の大雨。内心かなり心配したが無事に発芽していた、玉葱と蕪。 過去の苦い経験上、もしかしてと思い不織布で被せていたのが効いたのは間違いない。
ほんの少し手を加えただけでも違ってくる野菜作り。解かっているつもりだが、ついつい手抜きとなってしまい、後悔は数えられないほど。 まあいっかーこれくらいで。 後は苗の力を信じよう。 少しくらいダメになっても良いやー。
人間、辛くなると楽な選択をするという。 もっと悲しく辛い、後悔が待っていることを、なぜ忘れてしまうのか。どこかのエライ学者さんに聞いてみたいものだ。
畑仕事も限界に近づいた月曜の昼過ぎ、小休止ついでに八つ頭の芋茎を収穫し、日陰で皮を剥く。 茎の上から3回、下から3回。上手く剥ければ良いが真中に残ってしまう物もあり、中々大変な作業。
最初の1、2本は剥き残しが無い様、生真面目に剥くが、10本が限界。 次第に少々の剥き残しは良いか、という気分になってくる。 やはり、後悔は付きまとうようだ。
大小30本ほどの茎を剥き、今度は日干し。乾燥して風で飛ばされぬようフタをする。 この気候なら1日も掛からず干しあがる予定。 干しあがれば保存も可能だが、これくらいの量なら1度か2度食卓に並べば終わってしまう。
こねーだ貰った芋の茎、旨かったでねーありがとえかー。 そうですか〜あんまり美味いとは思えないんですけど。 なんでー醤油と砂糖と・・・。
オバサンのレシピ談議が始るが、特別聞きたい話でもなく、頷きはするものの右から左へ。
こないだスーパーで見たら1袋¥380で売っとったでねー。 たか!こんなもんが¥380も。 それも、ちょこっとしか入っとらんかったでねー。
特別変わった味がするわけでも、すばらしく食感が良いわけでもない。 芋茎と言われなければフキとなんら変わらない感じ、どうしてこんなものがと思えてしまう。 戦後の食糧難の時代ならともかく、現代の食生活に似合うようなものではない。
数年前、家庭菜園を始め、面白半分で作り出したヤツ頭。
もし、家庭菜園をしてなかったら一生、口にすることはなかったのだろう・・・。
画像左:八つ頭の芋茎(皮を剥いて乾燥中^^) 画像中:白菜(週末まで頑張れ〜) 画像右:玉葱ドームの中(左→知多早生3号、右→ソニック、奥→パワー)
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