2007/08/30 (木)
・・・・午前中、雨
今年初めて作るラッキョ。 きっかけは今年漬けた二瓶のラッキョにある。
毎年、少量のラッキョを買って漬け込み、だいたい1年で消化する我が家のペース。 ところが今年はなぜか二瓶のラッキョ漬けを目にする。
あれ、珍しい二つも漬けたの? 話を聞くと今年は豊作で小粒ラッキョも安かったらしく、毎年漬ける普通種に加え小粒も漬けてみたとのこと。
あれ〜もう食べれるの? 漬けてから間もないだろう小さなラッキョが食卓に並ぶ。 粒が小さいからだろうか、しっかりと味が凍み込み尚且つ漬け込んだ日数が短いからか、シャキシャキとして中々いける。 おっ、めっちゃ上手いやん〜これ。 普通のヤツは、まだ食べれんの?
まだ無理と一言、言い残しながらも出てきた普通サイズのラッキョ。小粒ラッキョに比べ、やや色が薄そうに見えるが感じは悪くない。 うわ〜〜辛! シャキシャキ感は島ラッキョ以上にあるが、漬かりきれてなく異様に辛い。これは無理、というか随分早い。
それからも、ちょくちょく出てきた小粒ラッキョ、ところがお盆前からパッタリと出てこなくなる。 あれ〜そいえばラッキョって最近でやんねー。
家で食べ、知り合いに配りして、もう何週間も前に無くなったとのこと。もう一度漬けたくても、この時期に生ラッキョが売ってる筈も無く、来年まで待てと言う。 無くなれば仕方がないが来年も今年の様に豊作で安く買えるかどうかの保証はない。もちろん高くても買ってくれば良いのだが、それもかなり怪しい。 それなら、作るしかない。
お盆休み、苗屋さんを覗くと普通サイズのラッキョと小さめな島ラッキョの2種類が売られていた。 迷わず小粒の島ラッキョを買う。
ところで〜ラッキョってどうやって作るんやろーー。初めてだし、よう解からんな・・・。 植付け場所の畝立てをどうするかで、先ずはひと悩み。 目立つ野菜は他所の畑でもよく見かけ記憶にものこるが、ラッキョだけは一向に覚えがない。
説明書には土は選びませんが砂地を好みます、と書いてある。確かに鳥取ラッキョは有名で誰もが知っているところ。 砂地は保水力、保肥力に欠けるという。ネギ系統だから湿気は好まないのは解かる気がするが、肥料は少なくて良いのだろうか?
堆肥と化成肥料を土に混ぜます、とも書いてある。 堆肥は解かるが、化成は拘りがあるうちの畑には使えない、使いたくない。
初めての物を作る時は色々と悩むが、結局結論が出ないまま、いつもと変わらないやり方で植付けることになり、今回も同じテツを踏む。 ただ、水はけだけは考慮し、やや高めの畝を作る。肥料は雰囲気。
小さいラッキョ植えたでね、来年は一杯漬けれるよ。 だが期待した返事は無く、終始無言。
耳が遠くなったのかと執拗に訴えたところ、スーパーで売ってるように綺麗に掃除して洗ってなければダメだという。 40個も植えるんじゃなかった・・・。
画像左:ヘビきゅうり(ちょっとキモイ(><)本当の名前は何さ?岐阜県板取出身)
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