2007/08/28 (火)
火曜の朝、早々と起き、気になるキャベツとブロッコリーの様子見に行く。 明け方に雨が降ったのだろう、黒く濡れた道がなんとなく爽やかさに感じるが足どりは微妙なまま。
土曜の夕方に植え付け、日曜の朝水遣りをしてから何もしてない苗が、どうなったのだろか。 寒冷紗などの日除けもせず35℃を超す日曜と36℃を超す月曜が無事に越せたのだろうか。
わしゃー水なんかやったことねーうぇ。 ふんなもん、被せたことなんてねーうぇ。
近所の小うるさいクソジジイに半分小馬鹿にされて以来、今年は日除けはなし、水遣りもなしにしようと決めたのは種を播いた日のこと。 あのクソジジイに出来て、うちに出来ない訳はない。
小さな苗のうちから日に当て、出来るだけ強い苗にしよう、植えてから手放しでも良いように。 挙句の果ては葉っぱを日焼けさせるほどの厳しい育苗となってしまったが、とりあえず元気な状態で植え付けることは出来たはず。 が、さすがに我慢の限界。
これ以上、我を張って我慢しても枯らしてしまっては、ただのアホウに過ぎない。 最後の最後に手を差し伸べるのが真に愛情を持った菜園主というもの。
先ずは第一畑のブロッコリー
おーー元気じゃん。 防衛大学校の朝礼のように全部の苗が直立不動で気を付けをしているように見える。 まだ大きくなりきってない小さな葉に雨の雫を受け止めて。
そんなに心配すんなよ、これくらいの暑さどうってことない、日焼けした時に比べりゃな。ぎゃはははは・・・。 ブロッコリーの高笑いを後にし第三畑へと向う。
本当に心配したのはブロッコリーより、むしろキャベツ。 島ラッキョ畝を作る昼頃には、既に葉っぱは萎だれ、水遣りを何度しようかと思っていたのだが、ここで水を遣っては今までの苦労が水の泡となる。
いつなんどき、あのジジイに会い話題になるかもしれない。
植えてから水なんか遣ってませんよ。 胸を張って堂々と言う為にズルは出来ない、自分自身に嘘もつけない。
おっ! やったーーこっちも元気じゃん。 お世辞にも防衛大学校とは言えないが近所の保育園の入園式くらいなら言える。 一往に葉を上に持ち上げ良い感じに背筋が延びている、1本の欠株もなく。
ふーー。 良かったよーー。
どこにも使わなかったジョーロ一杯の水が、やけに軽く感じられる帰り道であった。
画像左:なんとか生きてたキャベツ 画像中:秋ジャガ植付け予定地 画像右:白菜、チンゲンサイ発芽(郷愁80日は種が古かったのかも(><))
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