2007/07/30 (月)
のち曇りのち晴れ
連日の酷暑日となった土日、朝から晩まで畑に居座り、夜は約1年ぶりにダウン。 選挙速報ばかりのテレビに嫌気をさしてパソコンに向うが、BBsの返信がやっと。結局、土日の日記はパス。
月曜の早朝、激しい雨の音に起こされる。 あら、雨じゃん。 カーテン越しに見える外の景色は雨に濡れ、昨日までの暑さが癒されてるかのようにも見える。
今朝の雨は嬉しいような悲しいような複雑な気分。 土日、熱中症寸前まで頑張った第三畑の草刈。どうやら今日の雨で台無しになる恐れがある。 あまりにも多い草に根から刈る事はできず、いわゆる草削りだけで済ませた場所が大半。一部耕しまで行った部分もあるが、根は残したまま。 無駄な作業になってしまったのではないかと、やや後悔。
反面、定植した3回目のキュウリとミニトマトには、ちょうど良いお湿りとなったことは言うまでもない。
今回、植えたキュウリは4本。一回目が3本、2回目が5本、そして4回目の地這えは今週播く予定。 昨年までなら、最終の地這えを入れても3回がMax。4回目を播くのは今年が始めてだが、単に気まぐれからというものではない。 今年から農法を大幅に変更したのだ。
親ツルは支柱の高さで摘心し、株元の子ズルは早めに摘み取る。株元は風通しが悪くならないように注意し、老化した葉っぱや重なって日当たりが悪くなったところは切りとる。実は若採りを基本として苗を老化させない。子ヅル、孫ヅルは第二関節で摘み取り・・・・・・。 どこの本にも、どこのHPにもキュウリの作り方として大差なく書いてある。
昨年までは、これを基本に、できるだけ忠実に守ろうと頑張ってきたが、週末農夫ではどう考えても無理がある。というより、これだけの作業が出来るのだろうかという疑問が出始めた。 野菜作りを始めたばかりの人に、縦横無尽に延びる子ツル孫ツルの剪定が果たして上手くできるのだろうか?何日も経たぬうちにバカデカクなってしまう実を、タイミング良く収穫できるのだろうか?
台風がくれば、ほぼ壊滅し、うどんこ病、モザイク病、おまけにウリハ虫といった天災、天敵から守る事など、余程の熟練者を持ってしても出来よう筈が無い。 つまり理不尽極まりない作業を毎年行ってきたのではないだろうかと考えたのである。
そして生まれたのが、我が農法。簡単であり、尚且つ楽な作業、そして新鮮なキュウリの収穫、という3点がウリ。 特別に高価な器具が必要でもなければ肥料や土作りでもない、もちろん特殊な技術などは一切不要。キュウリを植える場所と種さえあれば十分なのである。
つまり、キュウリの生長の速さと発芽率の良さを利用した方法と言ったほうが解かりやすい。
一回めのキュウリは3月中旬から下旬に種を蒔く。気温が低いこともあり、この時期だけは要注意だが、これさえ乗り切れば後は全く問題ない。 もちろん、一回目は苗を購入しても構わないが、1本¥80〜¥100、接木苗などは¥200以上とかなり高価、出来れば安上がりな種を播きたい。
苗を定植後、第一花が咲いた頃二回目の種を播く。そして、その苗の花が咲いた頃、次の種を播く。 早い時期にたくさん収穫したければ一回目の本数を多くし、お盆以降にたくさん欲しければ、三回目の本数を多くする。誰にでも解かる簡単な数式。
ツルの剪定など一切不要、たとえ病気になろうが苗が若ければそれなりに収穫は出来る。年老いた苗を、あれこれ弄くる必要など一切不要、いつも若い苗から新鮮なキュウリだけを収穫できるというもの。
どんどん播いて、どんどん植える、どんどん収穫、どんどん撤収。名づけて、キュウリどんどん大作戦。
来年は6回播いてみようかなーー。
画像左:3回目のキュウリ定植 画像中:花豆の花(まだ蕾v(^^))
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