続・菊メロン
2007/07/18 (水)

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台風一過の余韻を楽しむ間もなく、昨日も一日中降り続いた雨。やっと晴れ間が見え出した水曜の朝、第一畑へと出かける。

大雨と台風で痛めつけられた野菜達は、まだ自力での復活は無理そう。早く手当てをしてやりたいと思うが、まだ土が柔らか過ぎる。
周囲から順にチェックし、菊メロンの場所で立ち止まる。

今年初めてチャレンジした菊メロン、時期的な不安もあり2回に分けて播種した。

1回目の苗はツルが延びに延びて、もはや収集不能状態。唯一見つけた雌花も、今ではどこかに埋もれ見つけられない。
北はナス畝を浸食し、南のイチゴ畝も風前のともし火。東はジャンボシシトウに巻きつき、北東のレイシと格闘の真っ最中。何も無い西側はコンクリートの境を越え、もっか公の地域へと進出中。

これだけツルが延びてれば、少なかった雌花もあるだろうし、着果したものも何個か期待できるかもしれない。
端から延び過ぎたツルをサツマイモのツル返しのように、かき分けながら菊メロンを探す。

無い、無い、なぁーーい。
多少老眼とは言え、見えない大きさではない。どこをどう探しても瓜らしき丸い形が見つけられない。

雌花が咲いた頃、ちょうど雨が長かったせいだろうか?それとも菊メロンには雄苗、雌苗の種類があるのだろうか?
いやいや、そんな話は聞いたことがない。
仮にあったとして、ヒヨコより見分けが難しいのではないだろうか。菊メロンマイスターなるものが商売として存在するやもしれない。

そんなことを考えつつ探すも、やはり無い。

2回目の苗もいつの間にか延び始め、折れたズッキーニの中にまで進出を始めた。子ツル、孫ツル、ひ孫ツルなど、何本も複雑に絡み合い、見た感じはかなり良い。
が、やはりこちらも着果した瓜は見受けられない。

これは何かがおかしい、全部で9本もの苗を植え、まったく実が付かないなんてことは短い菜園の歴史の中でも初めてのこと。

買ってきた苗なら文句の一つも言えるが、自分で種を播き育てた物、文句は言えない。もちろん半分趣味、お試し植えでそれほど怒れないが、問題は貰われた苗。

おみゃーさんどこで貰った瓜、全然なれせんのやけど、なんでじゃね?
なんて言われたらどうやって答えれば良いのか・・・。

あそこの苗は、あかんでね〜、一個もできせんでねー。
なんて近所中の噂になったらどうすれば良いのか・・・。

現役を引退したら、自立して苗屋を始めよう!
そんな将来の夢が、消えていく瞬間であった・・・・。


画像左:現在育苗中(3回目きゅうり、挿し芽ミニトマト、補植用トウモロコシ&あけぼの大豆)

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家庭菜園してます。
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