日曜の朝、予想外に早く通り過ぎた台風の被害はどうだったのだろうかと第一畑のチェックに出かける。

週初めから降り続いた雨の影響もあってか、トマトの支柱は台風の風を支える力さえ失っていたようだ。
ミニトマトの赤トンボ、宝石、シシリアン、どれも地面スレスレにまで傾き、色づき始めた実も青い実も幾つかは、濡れた土の上に転がっている。

実が重い普通種のトマトは、より悲惨な状態でもう手の施し無いほど。
ホーム桃太郎とトマトファーストは、復帰不能と判断。傾きの緩い改良東光は、なんとか元に戻りそうな感じだが、ぬかるんだ土での作業は無理。
実が膨らんだ枝豆も全てが倒れ、定植したばかりの大豆も何本かは倒れている。

３本あるズッキーニの１本は茎の途中から見事に折れ、かなり痛々しい感じ。

その他の野菜達も少なからず影響を受けているように見える。大きく開いた葉っぱはチギレ飛び、ほとんどが風に押され傾いている。
中途半端な結び方だったのだろう、茎葉に隠れて見えなかった支柱が異様に飛び出しているのが解かる。

野菜作りは雨、風、太陽、そして虫達も含め、自然があって出来ること。
毎年来る台風に、毎年のように少なからずの被害は受けるが、天災というにはあまりに野放図な対応だったような気がする。

もっと頑丈な支柱にし、風除けも工夫すればすれば、防げたのではないか。
そう思うと、天災などと騒ぐのが恥ずかしくなる、間違いなく人災であった。

九州を初め台風被害が酷かった方々は、こんな程度では無い。
もっと、もっと辛い目に合われたのだから・・・。


画像左：台風の風でズッキーニがポッキリ（＞＜）