2006/02/19 (日)
朝10時過ぎ、ゆっくりめのチェックアウト中に、今日の予定を相談する。 今回の目的はゴルフだったが、ゴルフをしない人も夜の宴会から参加し、このまま帰ったのでは、あまりに寂しい。
近くなら戦国時代村、少し足を伸ばして志摩スペイン村などもあるが、今にも雨が降りそうな今日の雲行きでは、外は無理そう。 そうなると行く場所は限られ、予想通り水族館に行く事に。
水族館といっても、そんなに離れずに鳥羽と二見の2ヶ所があり、迷うところ。 都会から来た我々では地理的にうとく、最初に見つけたほうに行こうと決まる。
ホテルから、ものの20分も掛からずに到着したのは鳥羽水族館。 まだ10時半過ぎだというのに立体駐車場はかなりの混雑。1階、2階は満員。3階の隅にやっと駐車スペースを見つけ、あとは歩いて水族館へ。
薄暗くて肌寒い天候に、昨日ほどの気持ちよさはなし。 一緒に歩く人並みはカップルと家族連れが、ほとんど。団体のバスでも来なければ我々のような、集団は見かけもしない。
「えーーと、ここちゃう?ここがチケット売り場ちゃう」 『ほーやな、ここやわ、ここ』 「大人は、いくらかなー。うん?あれ?マジ?うそぉーーー!」 『なんや、どうしたんや』 「だってぇー、に、二千五百円って書いたるよ、二千五百円って〜いつもの居酒屋並やん」 『ほんな、たけぇーのかー?』 「見てー、これ見てぇー」
“大人¥2,500子供¥1,500幼児¥600シルバー¥2,000” 料金が掛かれたガラス越しに、すましたお姉さん達が、無表情でこちらを見ている。
“なんやねん、入るの入らんの、どっちやねん。さっさと決めんかい” ・・・と心の中で思ってるような気がした。
「もってぇーねぇーとちゃう?魚泳いでるだけなのに、ぜってぇー高いて」 『ほーやな、これはいくらなんでも、たけぇーわ』 3名を省いて、ほぼ貧乏人の集まり。当然の様に、出る話。
子供の為、彼女の為、奥さんの為にというなら¥2,500は惜しくない。が、が、が〜自分が見るだけ、しかも魚。 お土産にアジの干物でも貰えるというなら考える気もするが、見るだけなんて、とても許せん。
【おーどうしたんや。早よーいこか】 少し遅れて到着した、金持ちA様、B様、C様ご一行。 「いや、あんまり高いんで、もったいないかなーって思って・・」 【高い?高いってなにが?】 「入場料が・・」 【おーホントに高けーなこれ。でも、止めても行くとこ、ねぇーで、ここでえーがや。俺が出したるわ】 「えっ!?ええわ、ええわ、そんなことせんでも、ええわ。ほんなら、みんな行こか」
他に行くとこも無く、結局全員で行く事になる。 金持ちって、決断も早いのねん・・・。羨ましいーーー。
途中にアシカのカービン(?)君のショーも見て、約2時間あまり歩きながらの魚見学。 まあまあの見ごたえに、二千五百円は仕方がないと誰しもが思ったはず。
昼は二見まで脚を伸ばし二見水族館と軒を並べるレストランで昼食。 もちろんビール付き。
レストランの窓越しに見える夫婦岩。 昔見た時と比べ、なんだか少し小さくなったような気がする。
そういえば〜小学校の修学旅行以来かも・・・。(25年ぶり?ウソ(><))
画像1:ホテルから見た石鏡港 画像2:タツノオトシゴ 画像3:魚(名前は知らない)
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