2006/02/12 (日)
シャキシャキシャキ、ガリガリガリ。 炊事場から匂ってくる、なんともいえない旬の香りが漂う。 寒さで引きこもりになった菜園主に忘れられ、雪に埋もれ、霜に凍て、風に打たれ、葉は枯れ、悲惨な状況のまま土の中で必死に耐え忍んでいた、ゴボウの香り。 年内には収穫しようと思っていたが、ついつい忘れ、まだ何十本と残る。全てがリッパに出来ているとは思えないが〜初めてにしては、まずまずの出来。
細切りのコンニャクときんぴら風に炒められ、ピリッと辛い鷹の爪がいっそう味を引き締める。 うまい!
春の訪れを予測するように、いつの間にか蕾が出来ていた菜花。 軽く茹でられてカツオ出汁の醤油で、おひたし。縮れた葉っぱが、ふんわりとしたボリューム感を持ち、口一杯にほお張っても、サクサクと食べられる。 一足先に春の味。
そして、冬を越しでかくなりすぎた〜カブの一夜漬け。 葉は漬かりにくく、細かめに刻む。実は、一口サイズより少し大きめの扇型。塩に少々のコンブ出汁を入れて冷蔵庫に一晩。
きめの細かい肉質が口の中でヌルヌルとした食感に変わり、心地よい歯ごたえと、丁度いい塩味が食欲をそそる。 暖かいご飯に、かぶら漬け、なんでこんなに合うんだろうーー。
まいうーーーー。 ご飯、もう一杯食べよ。
昨夜に食べたカブの一夜漬け。今朝も食卓にあり、ついついご飯を食べ過ぎる。 腹が苦しくなるほど食べなくても、いいのだが、止まらないから不思議。
陽射しはあるものの、冷たい北風が吹き荒れる日曜の朝。これが南風だったら、窓越しに揺れる枝を見ながら意気消沈する。 が、食べ過ぎた後は身体を動かさなくてはならない。 畑は無理でもなにかしなければ、と外に出て作業を始める。
風の当たらない家の南側での作業。 去年の暮れイタリア村で買って来た、ヒヨコ豆と日記作者の方に送って頂いたレンズ豆をポットに播く。
いつ播けばいいのか、いつ収穫できるのか、まったくの手探りも〜中々楽しいもの。 種を見て、自分の感性で決めた2月12日播き。
厚手のビニールシートを被せ、朝晩の寒さから保護。 家の中に入れたい気もするが〜大抵の場合、過保護となり徒長しまくって育たない。最善は尽くすがあくまでも外、外気に当て日に当てるが基本。
ヒヨコ豆6ポット、レンズ豆5ポット完成。 今回は一回目で〜まずは少々。本格的には、やはり3月に入ってからの予定。
昼ご飯、またまた〜かぶら漬けを頂く。 まいう〜〜〜。
これじゃー食いすぎじゃん。
画像1:ひよこ豆とレンズ豆(今年初播き) 画像2:プチヴェール(もう食べて良いの?) 画像3:ゴボウ収穫(上手い!)
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