2005/12/17 (土)
1mと離れてない日の当たる場所と日陰。天と地ほどの温度差があるように感じる。体感温度と言うには差がありすぎる、気分温度と言うべきか。
今年一番の寒気がやってきたという週末の土曜。雲の切れ目も薄日もまだある午前中に、ビオラ苗の定植を始める。 まずは家中の空いてる鉢を探す。 小さめな鉢2個、中くらいが1個、まずまずの大きさが2個、バランス良く植えたとしても〜せいぜい11ポット分。ビオラ苗のポットは全部で129個あり全然足りもしない数。 地植えする場所を花壇に見つけ、ポットを並べる。それでも9ポット分、残るは109。
10時を待たずホームセンターへ車を走らせる。 百均の鉢が無いかと見て廻るが、特売品らしき物も、この時期外れには無し。止むを得ず¥178の鉢を10個、培養土28L1袋、腐葉土14L1袋を購入。
去年作ったぼかし土と培養土、腐葉土、赤玉土を混ぜ自家製のブレンド土作り。気温が低いこともあり肥料は、ほんの僅かだけにする。
合計14個の鉢を並べスコップと移植ごてを使い土を均等にいれる。 防寒棚においてあるビオラ苗、種類、大きさを一つ一つ調べ移植する鉢の上に並べる。出来れば同じ鉢から違った色のビオラが咲いて欲しいと思い、葉っぱの形、色、小さな蕾の色なども丹念に調べる。
今まで、こんなに詳しく見たことはなかったが、かなりのポットに蕾を発見する。圧倒的に多いのは、やはり色濃い蕾。 どうも〜濃い色の花は早生種なのだろうと思う。
新しく買った鉢に各4ポット。 種類別に育ちが良いもの2ポット、悪いもの2ポット。この選別作業だけで、昼御飯を挟み相当な時間を費やす。
本格的な定植作業が始められたのは日が落ち掛けた3時過ぎ。残れば明日にでも、と軽く考えていたのが時間を読み誤った原因。
『明日は雪らしいよ、今晩から降るんやて』 「うそーマジ?」 『いっつも天気予報ばっかり見とるのに、なんで知らんの?』 「マジーやん、ほんなら今日中にやらんと」
急ぎやりだした定植作業。 座ったままの格好で穴を掘り植え付ける。1ポットに3〜5本の苗が植えられており、ポット内には根がビッシリ。根土が崩れることも無く作業は予想以上に楽。 1鉢終われば隣へとズレ、また移植。4鉢分の植付けが終わったところで小休憩をとろうと立ち上がろうとした瞬間、左足つけねにピシッとした痛みを感じる。
あれ?痛!やば。
これ以上伸ばす事も出来ない、かといって元の様に縮めることも出来ない。
いったい、どうなってまったの? 痛みと戦いながら、じんわりじんわりと徐々に伸ばす足。超スローモーションで何分もかけて、やっと伸びきった足、じっとしてれば痛くはないが歩くと痛みが走る。
大事を取ってこのまま作業を止めようか?それとも、後少しだけ我慢して続けようか? もし、このまま痛いのが治らなかったら〜ゴルフはおろか畑も出来なくなる。やっぱり、今日はやめようか?
痛い足を庇いながら、家の中へと一度戻る。
『あれ?どうしたの?なんで、そんな変な格好してるの?』 「ずっと屈んでやってたら痛くて・・」 『ほんなもん、このくそ寒いのにやっとるからやわ』 「治るかなぁーー?」 『そこで、じっとしとりゃー治るん違う』
病は気から。その一言が良かったのか不思議に痛さが和らいだ足。 今がチャンスとばかりに、残った苗の移植を大急ぎで済ませる。もちろん、6鉢全てが終わるまで立つ事はせず屈んだままの状態で。
今度はどうかなぁーー。 恐る恐る立ち上がろうとするが、さっきとは比べものにならない痛さが走る。
いったぁ〜〜〜。 立ち上がりは無理、座り込みも無理。左足は使わず、犬のように四つんばいになって移動するのがやっと。
『なにやっとんのー』 「だって、痛くてー」 『だから止めやーって言ったがね』 「うん、もうええの、もう終わったから」
痛さを我慢すること数十分。それでも家の中の暖かい空気に癒されたのか、痛みもひいた足。 出しっぱなしにしてあるバケツや移植ゴテを片付け、ビオラの鉢を予定場所に置く。
やったぁ〜終わった、これで一安心。
『この残っとるヤツはどうすんの、まだ70個くらいあるんと違う』
うぎゃ! そうだった、まだ69ポットは棚の中に・・・。
(日曜撮影) 画像1:寒そうな探検隊 画像2:あっという間に雪景色
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