2005/12/14 (水)
薄っすらと雪化粧された朝。弱い朝日では溶けきれないサラサラとした雪にフゥーと息を吹きかけてみる。まるでタンポポのように舞い上がっては飛んでいく。
昨日降った雪。夜には日当たりの悪い場所を除いてほぼ溶けて消える。道路も濡れたような感じはなく、これなら朝凍ることもあるまいと思っていた。 朝、いつもと同じ時間に外に出てみると薄っすらとした雪化粧。道路の凹み部分はキッチリと氷が張り、足の裏がこそぐったくなるほど滑りやすく見える。
氷の張ってない場所を選びながら、しっかりと地に足をつけ畑に様子見に出かける。 大根、ニンジン、菜花などの葉っぱは昨日の雪の重さで、ほとんどが押しつぶされたようにペシャンコ。 いい加減に縛った白菜も雪が積もり、見るからに冷たそうな感じ。
コリアンダーのビニールトンネルは潰れ、ビニールのベタがけ状態。玉葱苗の不織布もはがれ、何のために掛けたのか?と思われるほど悲惨。 冷たい雪を退けながら、素手で応急処置をする。今週末、もう少ししっかりしたものに変えなければ、また雪にやられてしまう。
凍った田舎道を幹線道路までは、ゆっくり安全運転。幹線道路に出れば凍りついたところもなく、いつもの流れ。
“県道犬山名古屋線、小牧市**付近の事故により上下線とも通行止めになっています” 車中のラジオから流れる交通情報。 あら〜事故、この年末に。もうすぐ正月も来るというのに可哀想やなぁーー。
それから数分後、ピクリとも動かなくなった車。 1分経過。あれぇ〜どうしたんやろ、変やなぁーー。 2分経過。おーなにやっとんの、どうなっとんの。 3分経過。どんな性格の丸い人間でも朝の通勤時間、3分待たされると絶対に切れる。動けーーーあほんだら、なにトロトロしとんじゃ、はよせんかー!
イライラしながら怒ってはみたが、一向に動かない。 そういえば〜事故がどうのこうのって言ってたやんかー、どこら辺なんやろ。 動かない車のナビを検索して、うっすらと記憶に残る地名を探す。
あれ、なに、ダメじゃん。ここだったら、まるっきり通勤路じゃん。
事故が起こった場所は、会社まで後20程の場所。急いでルート変更をして迂回してみるが、どこもかしこも渋滞中。どんどん深みに嵌っていくような感じさえする脇にそれた道。 もう遅刻は決定的、こうなりゃ開き直る意外になし。 渋滞の真っ只中をのろのろのろと進み、結局1時間の遅刻となる。
あちゃ〜〜1時間遅れ。 でもまあ〜事故するよりはマシかな。
苦し紛れの言い訳に考えそうなことである。
画像1:薄っすらと雪化粧したニンジン 画像2:寒そうな白菜(縛り方が悪かった(><))
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