2005/11/30 (水)
ウインドガラスに落ちる細かい水滴。シトシトと降ったり止んだりを繰り返す灰色の冬空。
咲いた!咲いた、咲いた、咲いたぁーーーー。 待望のビオラに一番花がつく。地植えよりもプランターよりも鉢よりも早くポットの苗から紫色の小さな花びらが一輪。
農園日記内でも、開花しかけたビオラ。うちだけが特別遅かったらどうしようかと、ちょっと不安にはなっていたのは事実。 その不安も今日でサヨウナラ。 とにもかくにも、これで一安心。後はどんな変わった花が咲くのか、果たして匂いのするビオラは咲くのか、めちゃめちゃ興味津々。
6:45分まだ薄暗さも残る早朝、早速記念写真をパチリ。明るさが足らないのかフラッシュが光り、写真としては今ひとつの出来。 咲いたビオラに気分を良くし、少し乾き気味の土に目一杯の水遣りをする。
やっぱり、ちゃんと面倒見てやれば〜それなりに花を咲かせてくれるもんだ。 花も野菜も裏切らんよなぁーーー、よしよし。
『キャーー!』 どどん、どすん。 「おーぉーー、大丈夫か」 『ひたぁーい』 午後4時過ぎ、電話してる者も話をしてる者もいない静かな空間に突然響いた鈍い音。
「なにしとるの?ええか?おい」 『はひー大丈夫ですけど〜手がひたいですぅーー』 後ろにさがろうとして隅に置いてあったダンボール箱に、かかとが引っ掛かり、そのまま後ろ向きに倒れた事務員。
「あほちゃうかーーまったく」 周囲から笑い声が漏れ注目の的になった事務員は〜まだ座ったまま。 笑い泣きした顔がなんとも滑稽で誰も助けようとしない、我が部署の連中。
「起きれんの?ええか?」 『もうやだぁーーー♪よひしょ〜』 「足は?」 『ひたくないですー』 「そのスリッパ壊れとうへんか?」 『あ〜〜ほんとだぁーこわれちゃひまひたぁー』 「まあ、ええわスリッパくらい。なんとも、ないんやろ?手も足も?」 『はひ、ちょっと手がひたいですけど、ちゃんと動きます』 そう言いながら、指をくねくねくねくねと何度も折って見せる。
「あのさー、そのスリッパとっても可愛いんやけどーバランスが悪いんでーもうちょっと低いのに変えやー。な、そのほうが危なないから」 『はぁ〜い、あひた変えてきますね〜♪』 「おーそうせぇー」
何事も無かったかのように席に座り、そのまま仕事をし始めた事務員。どうやら大丈夫だったようだ。
定時のベルが鳴り帰り支度を始めた事務員。 『あのぉ〜ちょっと聞いて良いですかぁ〜』 「うん?なに?どうしたん?」 『さっきぃ〜スリッパのことで〜♪バランス悪いって言ったじゃないですかぁ〜あれってどうゆう意味なんですぅー?』 「あれ?そんなこと言ったっけ?あはははは・・・いいやん、そんなの忘れやー」 『あ〜〜ん、やだぁ〜〜そんなに太くないですよーわたひの足』
なんやねん。言いたい事、解かってるやん。
ビオラワールド開花v(^^ 画像1:遠め 画像2:中間 画像3:近め
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